猿田洋祐が激闘の末、悲願の内藤のび太越え【Road to ONE】

内藤の真骨頂のタックル(©SUSUMU NAGAO)

内藤のしつこいタックルをしのぎ切る


 2Rも打撃の攻防から、今度は猿田がテイクダウンに成功。しかし内藤は脇を差してすぐに立ち上がる。そして内藤は猿田のパンチをかいくぐり片足タックル。ここも猿田はケージを背にテイクダウンは許さない。残り30秒で立ち上がりヒザを打ち込む内藤だったが、猿田は内股でテイクダウンを狙うが、ここはともにこらえてスタンドの攻防に戻る。

 3R、内藤のローをキャッチした猿田だが内藤はすぐに足を抜く。今度は内藤が片足タックル。足を抜こうとする猿田の足にしがみつき何とかテイクダウンを狙うが、猿田が足を抜きスタンドへ。

 前蹴りを放つ内藤だったがそこにタックルを合わせた猿田がテイクダウンに成功。ケージを背にした内藤にヒザとパンチを打ち込むが内藤は受けながらも立ち上がる。ここまでの展開でやや分が悪い内藤はパンチをもらいながらも前に出て組み付くがテイクダウンさせることはできず。最後はパンチを打ち合う中、試合終了のブザーが鳴った。

 判定は3-0で猿田。猿田が悲願の内藤越えを果たした。