猿田洋祐が激闘の末、悲願の内藤のび太越え【Road to ONE】

3Rを戦い切った2人。そして猿田の手が上がった(©SUSUMU NAGAO)

「内藤選手と自分がまだまだこの階級を引っ張っていきます」


 猿田は試合後のマイクで「自分のわがままを聞いていただいて、自分のやりたい試合を組んでいただいてありがとうございます。のび太選手ありがとうございます。修斗時代から本当にのび太選手を尊敬して、やりたいと思ってストロー級に落としてチャンピオンになって、ONEでもチャンピオンになりました。自分はフィニッシュできなかったし、まだまだ(内藤の)実力は本物ですので、ONEのストロー級、箕輪選手もいますけど、内藤選手と自分がまだまだこの階級を引っ張っていきます。しゃべるのが上手じゃなくて、青木選手のように頭がよく盛り上げることは言えないですけど、自分は、もう一度ONEのストロー級のチャンピオンになりたいと本当に思っています。そして、それで日本の格闘技が盛り上がればうれしいですし、もっと強くなりたいし、もっと稼ぎたいし、有名になりたい。たくさんの方に自分のことを知ってもらいたい。それが素直な気持ちです。これからも応援よろしくお願いいたします」と語った。

 猿田は現在、世界ランク1位で、2位の内藤を破ったことから現王者ジョシュア・パシオへの挑戦に向け大きなアピールとなった。
「ROAD to ONE 3rd:TOKYO FIGHT NIGHT」(9月10日、東京・渋谷O-EAST)
◆メインイベント 総合格闘技/ライト級5分3R
青木真也(EVOLVE MMA)(判定3-0)江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)

◆セミメインイベント 総合格闘技/ストロー級5分3R
○猿田洋祐 (和術慧舟會HEARTS)(判定3-0)内藤のび太 (パラエストラ松戸)●

◆第4試合 総合格闘技/ウェルター級5分3R
○手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場)(1R1分14秒、KO)グンター・カルンダ(コンゴ/タップアウト・アカデミー)●

◆第3試合 総合格闘技/バンタム級5分3R
●今成正和(今成柔術)(判定0-3)根津優太(&MOSH)○

◆第2試合 ムエタイ/ストロー級3分3R
○朝陽・PK. センチャイムエタイジム(エイワスポ●ーツジム)(判定3-0)KING強介(team fightbull)

◆第1試合 キックボクシング/ストロー級3分3R
○有井渚海(OWS/及川道場)(2R2分22秒、TKO)黒田直也(広島キックボクシングジム)●
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