王座奪取のSASUKEが朝倉未来戦浮上の世界王者・斎藤裕に「それを片付けてから僕とやりましょう」【修斗】

最後はこの体勢からパンチの連打でTKO勝ち

「修斗にはもう1本ベルトがあります」と世界王者・斎藤に宣戦布告


 試合後のマイクでSASUKEは「格闘技を始めた頃は、自分がチャンピオンになるなんてこれっぽっちも思っていなくて。プロデビューして1年で大きなケガでブランクを作って、格闘技を嫌いになってしまえばどれだけ楽かと思いました。だけど自分を限界まで追い込んで、こうして勝つことでしか自分を肯定できない不器用な人間なので、これをずっと続けていきます」とここまでの道のりを振り返り、うっすらと涙。そして「修斗にはもう1本ベルトがあります。それを持っているのは、斎藤(裕)チャンピオン。どこかで見ているでしょうか。名実ともに強く、修斗を背負うのにふさわしいチャンピオンだと思っていますが、だけど僕はその首を狙っています。テレビの前で、大きな舞台で売られたケンカがあるでしょう。それを片付けてからでも構いません。僕とやりましょう」とRIZINで朝倉未来との対戦が浮上している世界王者・斎藤裕への挑戦をアピールした。

 そして、最後に「いろいろと言いましたが、素直にうれしいです。最後に一言、修斗の先輩の言葉を借りて締めたいと思います。日本のフェザー級、いや修斗のフェザー級、いい選手、強い選手がたくさんいます。でも俺には勝てないよ、なぜなら俺だって修斗を愛しているから」と世界バンタム級暫定王者の岡田遼の言葉を借りて大会を締めくくった。