王座奪取のSASUKEが朝倉未来戦浮上の世界王者・斎藤裕に「それを片付けてから僕とやりましょう」【修斗】

試合後、ケージの上で「なめんなよ!」と絶叫

試合後に「なめんなよ!」。その理由は?


 試合後の会見ではSASUKEは「うまく型にはまったかなと思う。効かせたパンチは体が勝手に反応した。(最後も)ポジションを意識しながらパンチを打っていた。1Rの下からの十字ももともと得意な形。それも練習した通りに体が動いた。僕はいつも冷静に試合ができるほうだと思うので、いつも通りに進んだと思う」などと試合を振り返った。

 今後については「斎藤チャンピオンとやりたいですが、やるだけじゃなく、僕ら新しい世代が越えていかないといけないと思っている。斎藤さんは今、大舞台に出て知名度も上がっているし、それ以上に本当に強い選手。このままでは勝てないということは分かっている。でも越えていかないといけない。僕はその先で戦いたいと思っている。まずはしっかり斎藤チャンピオンを越えることですかね」と語った。

 また勝利後にケージの上によじ登り「なめんなよ!」と絶叫していたのだが「それは前回、しょっぱい試合をしてしまったんですが、ネットで“SASUKEとウィッキーの試合は見直すほどでもない”ってコメントが書かれていて、それを思い出してふっと出ました(笑)。それに2部興行の最後の試合だったので、前回と同じ試合をしてはダメだと思っていた。なによりこのベルトを不名誉なベルトにするわけにはいかなかった。修斗のチャンピオンは強くてかっこよくなければいけない。そういうものなので、しっかり締めてやろうと思っていた」と前回の試合をバネに、そしてタイトルマッチの重みを背負っての出陣だったことをうかがわせた。
「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.6 第2部」(9月19日、東京・渋谷O-EAST)
◆メインイベント/第4試合「環太平洋フェザー級チャンピオンシップ」5分3R
●仲山貴志(王者・初防衛戦/総合格闘技津田沼道場)(2R2分5秒、TKO)SASUKE(挑戦者・同級1位/マスタージャパン)○

◆セミファイナル/第3試合 フェザー級5分3R
○藤井伸樹(ALLIANCE)(判定3-0=29-28、29-28、29-28)後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)●

◆第2試合 ウェルター級5分2R
●ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)(2R4分23秒、腕ひしぎ十字固め)飯田健夫(フリー)○

◆第1試合 フライ級5分2R
●大竹 陽(HAGANE GYM)(1R2分19秒、KO)関口祐冬(修斗GYM東京)○
「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.6 第1部」(9月19日、東京・渋谷O-EAST)
◆メインイベント/第5試合 フライ級5分3R
○猿丸ジュンジ(世界ストロー級1位/修斗GYM東京)(1R4分54秒、KO)飯野タテオ(世界ストロー級2位/和術慧舟會HEARTS)●

◆セミファイナル/第4試合 ウェルター級5分3R
○大尊伸光(世界ライト級1位/野田ボディビル同好会)(1R3分7秒、KO)マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE)●

◆第3試合 ライト級5分2R
○工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A.)(1R2分13秒、KO)野瀬翔平(マスタージャパン福岡)●

◆第2試合 ライト級5分2R
○西川大和(西川道場)(1R3分23秒、三角絞め)椿 飛鳥(トライデントジム)●

◆第1試合 女子51kg契約5分2R
○中村未来(マルスジム)(判定3-0=20-18、20-18、20-17)永尾音波(AACC)●
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