藤井伸樹が修斗初参戦の後藤丈治との究極の削り合いを制す【修斗】

死闘を制し、疲労困憊の藤井伸樹

バンタム級タイトル戦線に再浮上


 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.6 第2部」(9月19日、東京・渋谷O-EAST)のセミファイナルでバンタム級世界ランカーの藤井伸樹(ALLIANCE)が修斗初参戦となる後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)を迎え撃った。

 パンクラスで活躍していた藤井は2018年11月に修斗に電撃参戦。現世界王者の岡田遼、世界ランカーの魚井フルスイングといったトップクラスに連敗したものの、その後、元環太平洋王者の石橋佳大、齋藤翼に連勝。前戦では前回大会で安藤達也と環太平洋王座を争った田丸匠に敗れたものの、どの試合も殴り合い、削り合い、まさに死力を尽くした試合内容で修斗ファンのハートをがっちりとつかんでいる。

 対する後藤は今年4月に行われた「Road to ONE」で元修斗環太平洋王者の祖根寿麻に1Rで一本勝ち。それまでもパンクラスで4連続一本・KO勝ちを収めた強豪だ。
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