藤井伸樹が修斗初参戦の後藤丈治との究極の削り合いを制す【修斗】

3R終了間際、足を止めて打ち合った2人

「久々に削り合いやって…疲れるんですよ」


 3Rは打撃の攻防から藤井が片足タックル。そして2R同様にバックを取り切るとスリーパー。ここも極まる寸前までいくものの、後藤は驚異的な粘りを見せる。そしてなんとか脱出を図るが藤井は逃がさない。

 それでもなんとか脱出した後藤がスタンドの攻防に戻すが、藤井はまたもタックルからテイクダウンに成功。ポジションの奪い合いとなるが、この攻防を制したのは藤井。最後はスタンドに戻りともに殴り合う2人だったが、そのまま試合終了のブザーが鳴った。

 判定はジャッジ3者とも29-28で藤井を支持。藤井が死闘を制した。

 藤井は試合後、マイクを握ると「久々に削り合いやって…疲れるんですよ。でも前回の試合で結果を残せなかったんで。今回もまた強い相手が来ましたけど、次はきっちり勝てるようにしっかり練習してきます」と“らしい”挨拶。ケージの扉が開いているのに、まだまだやれると言わんばかりにケージを乗り越え退場した。
「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.6 第2部」(9月19日、東京・渋谷O-EAST)
◆メインイベント/第4試合「環太平洋フェザー級チャンピオンシップ」5分3R
●仲山貴志(王者・初防衛戦/総合格闘技津田沼道場)(2R2分5秒、TKO)SASUKE(挑戦者・同級1位/マスタージャパン)○

◆セミファイナル/第3試合 フェザー級5分3R
○藤井伸樹(ALLIANCE)(判定3-0=29-28、29-28、29-28)後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A.)●

◆第2試合 ウェルター級5分2R
●ヨシ・イノウエ(パラエストラTB)(2R4分23秒、腕ひしぎ十字固め)飯田健夫(フリー)○

◆第1試合 フライ級5分2R
●大竹 陽(HAGANE GYM)(1R2分19秒、KO)関口祐冬(修斗GYM東京)○
「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.6 第1部」(9月19日、東京・渋谷O-EAST)
◆メインイベント/第5試合 フライ級5分3R
○猿丸ジュンジ(世界ストロー級1位/修斗GYM東京)(1R4分54秒、KO)飯野タテオ(世界ストロー級2位/和術慧舟會HEARTS)●

◆セミファイナル/第4試合 ウェルター級5分3R
○大尊伸光(世界ライト級1位/野田ボディビル同好会)(1R3分7秒、KO)マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE)●

◆第3試合 ライト級5分2R
○工藤諒司(TRIBE TOKYO M.M.A.)(1R2分13秒、KO)野瀬翔平(マスタージャパン福岡)●

◆第2試合 ライト級5分2R
○西川大和(西川道場)(1R3分23秒、三角絞め)椿 飛鳥(トライデントジム)●

◆第1試合 女子51kg契約5分2R
○中村未来(マルスジム)(判定3-0=20-18、20-18、20-17)永尾音波(AACC)●
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