KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が「D王」開幕戦で秋山準を破り全勝優勝を宣言【DDT】

フィニッシュとなった遠藤のシューティングスター・プレス

前言撤回。全勝優勝を宣言


 13日の記者会見で、遠藤は秋山戦を事実上の“優勝決定戦”と位置付け、勝っても負けても、残り試合を棄権すると発言していたが、バックステージで「遠藤哲哉の天王山。山場は越えた。気分がいいから残りの公式戦も全部出て、全部俺が取る。20年、遠藤哲哉イヤーで締めくくる。勝っちゃたよ。俺が一番ビックリしてる!」と前言を撤回して、全勝優勝を宣言。

 続けて、遠藤は「正直ちょっと圧倒されたところはある。ゴングが鳴って、向かい合って、向こうが歩み寄ってきたとき、俺自身後ろに引いたところはある。圧のかけ方というか、まだ俺が経験したことがないようなものを秋山準は持っていた」と振り返り、「秋山準に勝った人間は、DDTに俺しかいないから。ほかの奴ら、同じブロックに誰がいるかとかあんまり覚えてないけど、残りも誰が来ようが俺が勝つ以外にない」とキッパリ。

 さらに、遠藤は「たたみみかけかな、最後の。うまく自分の型にはまったというか。秋山準との戦いは、そんなにしてないから、お互いに分からない状況で、今回はたまたま俺の型がはまった。そこかな。今日の俺の勝ちを決めたポイント。だから2回目以降がどうなるか分からない。またいつか試合することがあるかもしれないし」とコメント。