憂也が延長にもつれ込む熱戦制し緑川に判定勝ちの番狂わせ【RISE】

ダウンを奪った一馬(撮影・堀田真央人)

一馬が2度のダウンを奪いKO勝ち


 2Rも両者のパンチが交錯するも、終盤、打ち合いになると一馬が右ストレートで顔面を打ち抜くなど一馬が打ち勝つ。徐々にダメージが蓄積された前口はバランスを崩し2度のスリップダウン。きれいな顔の一馬に対し、赤く顔をはらす前口。

 3Rは開始早々に一馬が右ストレートを打ち抜き、ついにダウンを奪う。後がない前口は前に出て打ち合いに出るが、一馬の右フックで前口がぐらり。それでも執念で前に出る前口は一馬をロープに押し込むが、一馬は打ち下ろすような右フックを放つと前口はばったりとダウン。レフェリーがすぐに試合を止め、一馬がKO勝ちを収めた。
「RISE144」(12月18日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント (第8試合) ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
●緑川 創(RIKIX)(延長判定0-3=9-10、8-10、8-10 ※本戦判定0-1=29-30、29-29、29-29)憂也(魁塾)○

◆セミファイナル(第7試合) スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
○一馬(MONSTAR GYM)(3R1分32秒、KO)前口太尊(TEAM TEPPEN)●

◆第6試合 フライ級(-52kg)3分3R
●小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)(判定0-2=28-30、28-28、28-29)田渕涼香(拳聖塾)○

◆第5試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
○松谷 桐(VALLELY KICKBOXING TEAM)(29-28、30-28、30-28)佐藤九里虎(FAITH)●

◆第4試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
△鳩〔あつむ〕(TSKjapan)(判定1-0=29-29、29-28、29-29)酒井柚樹(TEAM TEPPEN)△

◆第3試合 バンタム級(-55kg) 3分3R
○知花デビット(エイワスポーツジム)(3R2分59秒、KO)内藤凌太(BELLWOOD FIGHT TEAM)●

◆第2試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R
●ユリカ・グラップリングシュートボクサーズジム(グラップリングシュートボクサーズ)(判定0-3=28-29、28-30、28-30)AKARI(TARGET)○

◆第1試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○YUU(リアルディール)(判定3-0=30-29、30-28、30-28)青木朋哉(和術慧舟會 駿河道場)●
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