元西武の相内誠がキックボクサーに転向。「ライオンズではなくRISEで頑張っていきたい」【RISE】

格闘家に転向し、来年2月のデビューが決まった相内誠

来年2月28日のビッグマッチでデビュー戦


 RISEが12月25日、東京都内で会見を開き、来年2月28日に神奈川・横浜アリーナで「RISE ELDORADO 2021」を開催することを正式発表した。

 今大会ではプロ野球の元西武ライオンズの投手だった相内誠が緊急参戦する。相内は今オフ、引退し、格闘家転向を表明していた。

 相内は「野球界からやってまいりました。野球をやっていた人間がいきなり格闘技界に入って、なめんなよと言われると思うが、当然だと思います。しっかり面白い試合をして、面白いファイターがいると思われるような選手になっていきたい」と挨拶。

 RISEの伊藤隆代表は「高校時代にキックボクシングをやっていてプロになりたかったみたいだが、プロ野球の道に進み、格闘技をやりたい気持ちはずっと心の中にあり、今回の参戦となった。彼自身の練習を数回見たが、プロの野球選手になるくらいなのでフィジカルも強く才能もある。攻撃力が非常に硬い。腹を据えてやるということなので、バックアップしていきたい」と今回の参戦の経緯を語った。そしてデビューについては「2月28日。対戦相手は1~2戦やっている選手を探している。普通のデビュー戦の選手とは違う実力の選手なので、そこは考慮してマッチメイクしたい」とその素質に大きな期待を寄せた。

 また相内は「65kgでやりたいと思っている。得意技はヒザ。構えはオーソドックス。(練習環境は)今は所属は決めていない。いろいろなところを転々として、いろいろなトレーナーさんや指導者の方に教わっている段階。野球と全く違ってすぐに疲れてしまうので、走り込みを中心にやっている」などと話した。

 そして「野球界から格闘技に移った中でベルトを巻いた人というのは聞いたことがない。やるからにはベルトを巻きたいので必死こいて頑張ります。実績を残して。ライオンズではなくRISEで頑張っていきたい」などと決意を語った。