五輪銀メダリスト・太田忍との対戦に所英男「デビュー戦の相手に負けたくない」【RIZIN.26】

プロデビュー戦となる太田忍と戦う所英男

4年ぶりの大晦日参戦も気負いはなし


「RIZIN.26」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日会見が12月29日、オンラインで行われた。

 リオ五輪男子レスリング銀メダリストの太田忍(フリー)のデビュー戦の相手となる所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)が「デビュー戦の相手に負けたくない」と勝利を誓った。

 所は2017年7月の堀口恭司戦以来のRIZIN参戦。総合格闘技の試合もそれ以来、3年5カ月ぶり。大晦日の大会に参戦するのは2016年以来4年ぶりとなる。

 所は「大晦日というより総合格闘技自体が久しぶり。大晦日は4年ぶりだが、試合がない時は忘年会とかををして、ゆっくりしていた。今年は試合だな、ってしみじみ感じている。もう20年やっているので、実戦の勘もそこまで心配していない」と特に気負いはない。

 五輪の銀メダリストで、世間一般からも注目を浴びる試合となるが「凄い相手というのは分かっているが、デビュー戦の相手には負けたくない。負けたくないという意地だけは3R終わるまでは貫き通したい」と話し、勝負の分かれ目として「どちらが負けたくないという気持ちが強いか。勝ちたいという気持ちが強いか」と勝利への執念を挙げた。
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