漫☆画太郎が絵本作家デビュー!笑本『ももたろう』制作秘話

 ギャグマンガ界の鬼才が「ガタロー☆マン」として描いた『笑本(えほん)おかしばなし1 ももたろう』(誠文堂新光社)がヒットしている。同社で背景を聞いた。


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写真左より誠文堂新光社『ももたろう』プロジェクトチームの楠本徹さん、渡会拓哉さん、鈴木夏希さん(撮影:蔦野裕)

渡会拓哉(編集:以下、渡会)「ネーム(マンガ制作の設計図)を見たら、先生らしさもありながら、子どもが喜ぶ要素が詰まっていて、これは面白いぞという確信がありました。絵本の出版は会社として初めての試みだったのですが、社内に先生のファンも多く、企画の決定から刊行にいたるまで、高いモチベーションで動けました」


鈴木夏希(宣伝)「渡会から話を聞いて営業を味方につけたほうがいいと思い、『読者世代である楠本に相談したら?』とアドバイスしました」


楠本徹(営業:以下、楠本)「ネームを見た瞬間に、これは話題になりそうだなと感じましたね。そのためのPRや営業はしっかりやりたいなと思って、この段階で鈴木とも『PRで新しいことをやろう』という話で盛り上がりました」



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