Creepy Nuts「俺らにしたら夢みたいな企画!」RHYMESTER、般若、LibeRty Doggsと野音でライブ! ゴンフィンガーとバイブスでコールアンドレスポンス 

 そして、Creepy Nutsが自身のルーツだというRHYMESTERが登場。有観客でのライブは1年2カ月ぶりだといい、冒頭から『Future Is Born』『Back & Forth』と、キング・オブ・ステージっぷりを見せつける。声を出さないように言われているオーディエンスとは手の動きとバイブスでコール・アンド・レスポンスしながら濃密なステージを展開。宇多丸は「俺らなりの戦いっぷりをみなさんに見てほしい。こういうライブに出てるやつは仲良しでもあるけど、バトルだからさ」と『K.U.F.U.』をパフォーマンスした。

 最後の曲となった『ONCE AGAIN』で途中からCreepy Nutsも加わった。25年前に日比谷野音で開催された伝説のヒップホップイベント『さんぴんCAMP』でのRHYMESTERのMummy-Dの名セリフ「まだだ、まだだぞ」や、「俺たちのルーツはあくまでもあんたらだといっておきたいぜ、パイセン」と『Future Is Born』のリリックを引用した返答を入れ込んだR-指定のラップ、DJ 松永のスクラッチも文脈を踏まえており、Mummy-Dは「ちょと感動しちゃった」。宇多丸も「R…R…お前というやつやつは文脈踏まえまくっているー、文脈魔!」と感激していた。Creepy Nutsの2人は「エモいをフリースタイルでかますんだ」と準備したと笑った。