UNIVERSAL王者・上野勇希が高尾蒼馬を破りV5に成功。次期挑戦者に彰人を指名【DDT】

フィニッシュは上野のWR

 バックステージで上野は「ホントに楽な試合なんてない。お客さんがいなくてもUNIVERSEで見てくれて。会場にいなくても、こんなにもプロレスは痛くて楽しいんですね。高尾さん、楽しまないって言ったけど、楽しかった。次の挑戦者は彰人さん。僕があまり知らないタイプのレスラーですからね。彰人さん、どんな理由だろうが、対戦相手に敵わないなんて言ってたら、もう僕は敵っちゃいますよ。残念ながら彰人さんがもう勝つことはないです。僕は彰人さんを乗り越えて、彰人さんを楽しんでこのベルトを防衛します」と自信を見せた。

 対する彰人は「指名してくれたことはホントに光栄。サウナ部(The 37KAMIINA)の連中には敵わないと思っていました。それはただ、身体能力とかスタミナ、運動神経の部分で敵わないと思っているだけで、プロレスはそれだけじゃないから。ずっと自分の特徴である足攻めを磨き続けて、今ここまでやってきて。彼は多分、その本気のプロレスを味わったことがない。彼はそれに対抗できるのかなって僕は言いたい。僕は身体能力とかはないかもしれないけど、足攻めという技術だけだったら世界に通用すると思っているから。自分と同じ世代の翔太さんや高尾が負け続けてる以上、世代的なものでも悔しいことがあるし、ここでアイツにちょっと足を止めてもらおうかなと思います」と王座獲りを見据えていた。

DDTプロレス「MAX BUMP 2021」(5月4日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ いろいろあった菊タローの笑顔を取り戻すための3WAYマッチ 30分一本勝負
○菊タロー vs アントーニオ本多 vs 男色ディーノ●
(7分11秒、監獄固め)

◆第二試合 30分一本勝負
○彰人(7分59秒、足4の字固め)マッド・ポーリー●

◆第三試合 KO-D8人タッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉○高木三四郎&納谷幸男&力&なべやかん(9分17秒、エビ固め)中村圭吾●&岡谷英樹&小嶋斗偉&高鹿佑也〈挑戦者組〉
※シットダウンひまわりボム。第4代王者組が初防衛戦に成功。

◆第四試合 3WAY6人タッグマッチ 30分一本勝負
佐々木大輔&遠藤哲哉&火野裕士 vs 樋口和貞&坂口征夫&●飯野雄貴 vs 竹下幸之介○&勝俣瞬馬&MAO
(11分26秒、片エビ固め)
※MADMAX

◆第五試合 DDT EXTREME級&アイアンマンヘビーメタル級両選手権試合 60分一本勝負
〈EXTREME級王者〉○クリス・ブルックス(17分38秒、片エビ固め)赤井沙希●〈アイアンマン王者〉
※プレイングマンティスボム。赤井がアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、クリスが第51代DDT EXTREME級王座2度目の防衛に成功するとともに第1507代アイアンマンヘビーメタル級王者となる。

◆セミファイナル 30分一本勝負
秋山準&○大石真翔&岡田佑介(11分42秒、ブルーダリア)HARASHIMA&大鷲透&平田一喜●

◆メインイベント DDT UNIVERSAL選手権試合 60分一本勝負
〈王者〉○上野勇希(25分39秒、片エビ固め)高尾蒼馬●〈挑戦者〉
※WR。第4代王者が5度目の防衛に成功。
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