竹下幸之介が「KING OF DDT」を2年ぶりに制覇しKO-D無差別級王座への挑戦が濃厚に【DDT】

試合後、竹下の勝利を称える火野(左)

 竹下は昨年11月3日の東京・大田区総合体育館、同12月27日の後楽園(D王優勝決定戦)で秋山に2連敗を喫しているが「KING OF DDT」トーナメントで文句なしの実績を残して、8・21川崎で秋山とのリベンジ戦に臨むことが濃厚になったといえそうだ。

 一方、準優勝に終わった火野は「負けたね。ガッツリ3カウント取られちゃったね。竹下君、あの子がジャーマンを出した時点でコイツは終わったと思ったけど、技を隠し持ってたね。おもしろいやんけ。これからもDDTに上がり続けたいと思える相手がまた一人見つかった感じや。竹下君、またどこかでシングルマッチしよう。そのときは、ワシもまだ出してない技があるからな。それでキッチリ決めさせてもらうよ」とコメント。

 また、今年の「D王 GRAND PRIX」が11月3日、大田区で開幕することが決定。8・21川崎での勝俣瞬馬、MAO組vs葛西純、クリス・ブルックス組が決まった。さらに、8月15日の後楽園で、現在WOWOWで放送、配信中のとんねるず・木梨憲武の番組「木に梨はなる ~頭の中の大宇宙~」プロデュースマッチの開催が決まり、同大会に木梨とカンニング竹山が来場する。

DDTプロレス「KING OF DDT 2021 FINAL!!」(7月4日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ KO-D8人タッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉高木三四郎&●納谷幸男&力&なべやかん(12分6秒、監獄固め)谷津嘉章○&彰人&大和ヒロシ&中村圭吾〈挑戦者組〉
※チーム・サラブレッドが2度目の防衛に失敗、チーム・オリンピアンが第5代王者組となる。

◆第二試合 KING OF DDT 2021準決勝 時間無制限一本勝負
○竹下幸之介(16分58秒、変形チキンウイング・フェースロック)佐々木大輔●

◆第三試合 KING OF DDT 2021準決勝 時間無制限一本勝負
●樋口和貞(12分36秒、体固め)火野裕士○ 
※Fuckin’BOMB

◆第四試合 4WAYタッグマッチ 30分一本勝負
○坂口征夫&赤井沙希 vs 男色ディーノ&飯野雄貴 vs 岡田佑介&高鹿佑也● vs クリス・ブルックス&アントーニオ本多
(9分24秒、漢固め)
※男色ドライバー

◆第五試合 DAMNATIONvsDISASTER BOX! 30分一本勝負
遠藤哲哉&高尾蒼馬&マッド・ポーリー&●島谷常寛(11分51秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め)HARASHIMA&大鷲透&吉村直巳&平田一喜○

◆セミファイナル 準烈vsThe 37KAMIINA! 30分一本勝負
秋山準&大石真翔&●岡谷英樹(11分5秒、片エビ固め)上野勇希&勝俣瞬馬&MAO○
※キャノンボール450°

◆メインイベント KING OF DDT 2021決勝戦 時間無制限一本勝負
●火野裕士(18分9秒 クロスアーム式ジャーマン・スープレックス・ホールド)竹下幸之介○
※竹下が2年ぶり2度目の優勝。
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