こんな時代だからこそ演劇が見た 劇団普通『病室』

劇団普通『病室』

 三鷹市芸術文化センターの名物企画「MITAKA“Next”Selection」が22回目を迎える。今年は「劇団普通」と「桃尻犬」の2劇団が参加する。

 7月30日から上演が始まる劇団普通は劇作家・演出家・俳優の石黒麻衣が2013年に旗揚げした団体。所属劇団員という形はとらず、公演ごとに俳優を集め、石黒の作品を上演する。その作品は家族、きょうだい、友人のような間柄の人々の日常の生活を題材とし、独自の会話における間と身体性によって醸し出される緊張感を特徴としたもの。また「言葉」のみならず「身体言語」に着目し、リアリティーを極限まで追求した「会話劇」とは一線を画す「態度劇」とでもいうべき演劇の表現におけるあらたな試みをしている。

 今回の作品は2019年に初演されたもので、石黒の実体験をもとにしたもの。地方の入院病棟の一室を舞台に入院患者たちとその家族、病院関係者らの日々の生活や人間関係、そしてその人たちの人生が全編茨城弁で紡がれる。

劇団普通『病室』
【日時】7月30日(金)~8月8日(日)(開演は平日19時。土は31日14時、7日13時/18時。日は1日13時/18時、8日14時。※4日は14時の回あり。2日休演。開場は開演30分前、当日券は開演1時間前。31日はアフタートークあり[ゲスト・山内ケンジ(城山羊の会)] )
【会場】三鷹市芸術文化センター 星のホール(三鷹)
【料金】全席自由席・日時指定・整理番号付 一般:前売り2800円、当日3000円、学生:前売・当日とも2000円、高校生以下:前売・当日とも1000円/早期観劇割引(30~1日)・平日マチネ割引(4日14時)一般:前売2500円、当日2700円、学生:前売・当日とも1700円、高校生以下:前売・当日とも700円
【問い合わせ】三鷹市芸術文化センター(TEL:0422-47-5122 〔劇団HP〕 http://gekidan-futsu.com
【作・演出】石黒麻衣【出演】用松亮、渡辺裕也、折原アキラ(青年団)、小野ゆたか(パラドックス定数)、函波窓(ヒノカサの虜)、安川まり、松本みゆき(マチルダアパルトマン)、小野寺ずる、石黒麻衣