小見川道大率いる「TEAM WOLF」が森戸新士の活躍で悲願のV【QUINTET】

大活躍の森戸を胴上げ(撮影・蔦野裕)

森戸「またチャンスをもらったので絶対に頑張ろうと思っていた」

 優勝を決めた森戸は「一本取れて最高でした。試合前に勝村さんから“ここで取ればインパクトを残せる”と言われて、絶対に取ろうと思った。それで取れた。一本が取りにくいことで有名な選手から取れてうれしかった。アームバーを取りたいと思っていた。三角絞めに行こうと思ったが腕が取れた」などと中村戦を振り返った。また「普段は地方でやっていて、なかなかこういう大舞台に立つというチャンスがこないが、去年、やっとそういうチャンスが回ってきたのにああいう負け方をして悔しかった。チャンスをものにできなかったかな、と思っていたが、また小見川さんに呼んでもらって、チャンスをもらったので今回は絶対に頑張ろうと思っていた」などと今大会に並々ならぬ覚悟で臨んでいたことを明かした。

 小見川は「僕らは一匹狼の集まりなんだけど、こうやって優勝できたことで、みんなそれぞれの道を誇りを持って歩んでいければいいなと思う」と4人にエール。チーム解散にも聞こえる言葉だが「倒したいチームが多分あるかもしれない。一匹狼に戻るけどまた集結します(笑)」とも語った。

「QUINTET FIGHT NIGHT 7 in TOKYO」(7月13日、東京・後楽園ホール)
◆第1試合 1st Round第1試合
●「TEAM TRI-FORCE」vs 「TEAM WOLF」○
△先鋒・平田直樹(8分引き分け)先鋒・内柴正人△
△次鋒・澤田伸大(8分引き分け)次鋒・伊藤盛一郎△
●中堅・石毛大蔵(2分6秒、三角絞め)中堅・森戸新士○
●副将・中島康輔(2分45秒、裸絞め)中堅・森戸新士○
△大将・鈴木和宏(8分引き分け)中堅・森戸新士△
※副将・小見川道大、大将・グラント・ボグダノフの2人残し

◆第2試合 1st Round第2試合
●「TEAM BRAVE GYM」(チーム指導数5-4)「TEAM THE BODY RIDE」○
△先鋒・寒河江寿泰(8分引き分け)先鋒・八隅孝平△
△次鋒・今成正和(8分引き分け)次鋒・世羅智茂△
△中堅・竿本樹生(8分引き分け)中堅・中村大介△
△副将・山田崇太郎(8分引き分け)副将・出花崇太郎△
△大将・宮田和幸(8分引き分け)大将・小谷直之△
※大将戦の指導が同数のため、チーム全体の指導数で決着

◆第3試合 Special Iron Man Match [Exibition]
ガリットチュウ福島(吉本興業株式会社)vs SAKU Jr.

◆第4試合 Special Single Match 64kg契約
○石黒翔也(CarpeDiem)(旗判定2-1)高橋“SUBMISSION”雄己(和術慧舟會HEARTS/ 今成柔術)●
※8分時間切れ。指導数同数

◆第5試合 Final Round
「TEAM WOLF」vs「TEAM THE BODY RIDE」
△先鋒・グラント・ボグダノフ(8分引き分け)先鋒・八隅孝平△
△次鋒・小見川道大(8分引き分け)次鋒・世羅智茂△
△中堅・伊藤盛一郎(8分引き分け)中堅・出花崇太郎△
△副将・内柴正人(8分引き分け)副将・小谷直之△
○大将・森戸新士(1分52秒、腕ひしぎ逆十字固め)大将・中村大介●
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