佐々木蔵之介、働きすぎの清の雍正帝を熱演!最新舞台『君子無朋』始まる


「今まで日本の殿、シェイクスピアのマクベスやリチャード三世を演じましたが、中国の皇帝を演じるのは初めてで、演じながら初めてづくしで面白く思っています」と、佐々木。

 役作りについて聞かれると「中国で雍正帝について全部見て回ったのでそれが血肉になっている、今までとは違う感覚です」。ただ辮髪には苦労したそうで、「大河で秀吉のかつらを乗せているときから、床山さんに辮髪の時はどうなりますかねって相談したり、いまだに……。辮髪は役作りの大きな要素ですね」と笑った。

 地方の役人・オルクを演じる中村蒼は「台本を読んでいて本当にこんな人がいたのかと。稽古する中で毎日驚かされることばかりです。雍正帝に真正面からぶつかっていくオルクを演じることで、僕も雍正帝として蔵之介さんの魅力に魅せられていました。みなさんとこの作品を共有できるのを楽しみにしています」