寺田心、最新主演作で妖怪たちと日本の危機を救う「ヒーロー願望を叶えることができました」

妖怪冷たいとこ探し

 イベントでは、自分を妖怪に例えるならどんな妖怪かという質問も。

 寺田は「妖怪食いしん坊」だといい、「自分で作ったんですけど、これは満場一致かもしれない。本当に食べることが好きで、お昼ご飯の時間だよと言われると飛んで行ってしまいます。その日のメニューはいち早く確認しています」。すると杉咲が「ご飯の時間になると、よりいきいきする」。

 ケイと行動を一緒にする、ひねくれ妖怪の天邪鬼を演じた赤楚は「僕は、妖怪冷たいとこ探し(笑)。夏場は暑いので布団のなかの冷たいところを探します。探しているうちになくなってしまうんですけど……」。ちなみに、演じた天邪鬼との似ているところはあるかと聞かれると「寝ているときにマネジャーさんから電話がかかってきて寝てた?って聞かれると寝てないっていっちゃいますね」と話した。

 自由な大人たちに囲まれて楽しく進行した舞台挨拶からは、映画も和気あいあいとした雰囲気のなかで作られたことが伝わってきた。

 最後に寺田が「老若男女が楽しめるお祭りのような映画。そのなかにも人種を超えた友情というか、ケイの人と妖怪は同じだよとう思いに深く共感しました」とアピール。

 三池監督も「家族の絆、われわれ人間が今後どうやって進んでいくのかという妖怪たちからのメッセージが込められています。受け取っていただいて、気に入っていただけたら、応援をお願いします」と話した。