UNIVERSAL王者・佐々木大輔が「D王」をボイコット宣言。「それどころじゃない。俺にも生活がある」【DDT】

藤田ミノルに代わり出場の塚本拓海を締めあげる佐々木大輔

 DDTプロレスが9月18日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Who’s Gonna TOP? 2021 TOUR in YOKOHAMA」を開催。DDT UNIVERSAL王者の佐々木大輔がDDT最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX」(11月3日、大田区総合体育館で開幕)をボイコット宣言した。

 この日のセミファイナルで佐々木は高尾蒼馬と組み、塚本拓海(BASARA)、ヤス・ウラノ組と対戦。当初、10月12日に後楽園ホールで行われるUNIVERSAL王座戦の前哨戦として、藤田ミノル、ウラノ組との一戦がマッチメークされていたが、藤田が新型コロナウィルスの濃厚接触者の認定を受けたため欠場となり、代わりに塚本が入った。

 試合は一進一退の攻防となり、高尾がエンドレスワルツで決めようとしたが、ウラノが逆さ押さえ込みで切り返した。高尾はカウント2で返したが、ウラノがモダンタイムスでガッチリ固めてピンフォールを奪った。

 前哨戦が消滅した上、試合にも負けてしまった佐々木は「俺は藤田ミノルの自伝が書けるくらい研究してる。今日対戦した塚本も面白いんじゃないの。藤田の次は塚本だ。アイツのベルト(ユニオンMAX王座)に挑戦する」と話した。続けて「『D王』、今年は出ない。ダムネーションは解散して、UNIVERSALの防衛戦もある。それどころじゃないだろ。俺にも生活がある」と出場を拒否。本来、「D王」には各シングル王者も参加するのが通例となっているが、果たして佐々木のわがままは通用するのか?

DDTプロレス「Who’s Gonna TOP? 2021 TOUR in YOKOHAMA」(9月18日、神奈川・横浜ラジアントホール)
◆オープニングマッチ 3WAYマッチ 30分一本勝負
○遠藤哲哉 vs ○彰人(8分6秒、横入り式エビ固め)岡谷英樹●

◆第二試合 30分一本勝負
火野裕士&○マッド・ポーリー(10分5秒、片エビ固め)納谷幸男&松永智充●
※リバース・スプラッシュ

◆第三試合 30分一本勝負
勝俣瞬馬&上野勇希&●平田一喜(10分57秒、SEXテープ・プレス)男色“ダンディ”ディーノ&飯野“セクシー”雄貴&今成”ファンタスティック”夢人○

◆第四試合 30分一本勝負
秋山準&岡田佑介&○渡瀬瑞基(13分46秒、片エビ固め)坂口征夫&吉村直巳&高鹿佑也●
※バックドロップ

◆セミファイナル 30分一本勝負
佐々木大輔&●高尾蒼馬(19分50秒、モダンタイムス)塚本拓海&ヤス・ウラノ○

◆メインイベント 横浜名物スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
竹下幸之介&●中村圭吾(16分45秒、エビ固め)クリス・ブルックス&HARASHIMA○
※蒼魔刀