新たな1年、感覚を広げるアート展 アイラブアート16『視覚トリップ展 ウォーホル、パイク、ボイス 15人の ドローイングを中心に』

アンディ・ウォーホル《サムという名の25匹の猫と青い子猫ちゃん》1954年

 ワタリウム美術館の多彩なコレクション群を紹介する〈アイラブアート〉シリーズ。今回は『視覚トリップ展』と題し、同館コレクションを中心に、さまざまな視覚体験を楽しめるアーティストたちの作品を一挙紹介。

 アンディ・ウォーホルの初めてのドローイング集『サムという名の25匹の猫と青い子猫ちゃん』や、メディア・アートの第一人者ナムジュン・パイクが描いた“笑っているテレビ、泣いているテレビ”のドローイング、1984年にヨーゼフ・ボイスが東京で描いた黒板ドローイング『コンティニュイティ(連続性)』など、14人のドローイングやペインティング作品、計160点を展示する。

 さらにゲストアーティストとして、ロンドンを拠点に活躍し注目を集める映像作家さわひらきの映像作品『/home』『/home (absent room) 』と新作ドローイングも披露される。

 1972年、ワタリウム美術館前身のギャラリーがオープンして以来、今や現代美術を代表するアーティストたちをいち早く紹介してきた同館ならではのラインアップを楽しんで。

ナムジュン・パイク “笑っているテレビ、泣いているテレビ”
アイラブアート16『視覚トリップ展 ウォーホル、パイク、ボイス 15人のドローイングを中心に』
【会場・会期】ワタリウム美術館 2022年1月22日(土)~5月15日(日)
【時間】11~19時
【休】月曜(3/21は開館)
【料金】一般1200円、学生(25歳以下)・高校生・70歳以上ほか1000円
【問い合わせ】03-3402-3001
【交通】地下鉄 外苑前駅 出口3より徒歩7分
【URL】http://www.watarium.co.jp/jp/