フライ級王座挑戦の若松佑弥「最強になりたいという夢がある。チャンピオンになることだけ考えている」【ONE X】

フライ級タイトルマッチに出場する若松佑弥

アドリアーノ・モラエスに挑戦

 ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」(3月26日、シンガポール・インドアスタジアム)の出場選手発表記者会見が3月2日、都内で開催された。

 今大会でONEフライ級王者の王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦する若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A)が会見に出席し「今回、初のONEのタイトル戦。チャンピオンベルトというのは自分が求めていた夢なので、今まで生きてきた集大成を見せていきたいなと思っている。狩りにいくような、相手を殺しに行くような勢いでいくので、皆さん、楽しみにしていてください。絶対にチャンピオンになります」と王座奪取を誓った。

 モラエスについては「トータル的に全部できて、特にグラップリング能力に長けている。あとは何回も王座を防衛しているので、そこが一番の強みなのでは。メンタル的にどうすればチャンピオンになれるかを分かっている選手だと思うので、そこが(自分とは)一番違うところなのかなと思う。戦略は何パターンか用意しているが、一番の理想は打撃で1RでKOすること」と語った。

 前回から強化したところについては「ボクシングをちょっと。初めてパーソナルでやって、そこに磨きをかけてきた。相手は右を警戒していると思うが、それだけじゃない。武器をいっぱい育ててきたんで、どんな局面でも殺傷してやろうと思っている」とさらなる上積みに自信を見せた。

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