二階級制覇のぱんちゃん璃奈「年5~6試合くらいできれば」と2022年は試合ラッシュの予感【KNOCK OUT】

初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者となったぱんちゃん璃奈

6月の代々木大会の前にもう1試合を希望

「KNOCK OUT 2022 vol.2」(3月12日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が3月13日、都内で開催された。

 メインイベントで行われた「初代KNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王座決定戦」で勝利を収め二階級制覇を成し遂げた前KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者のぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が今年のスケジュールについて「年5~6試合くらいできればうれしい」と語った。

 ぱんちゃんは今回の喜多村美紀(テツジム)との試合は昨年9月のRIZINでの百花戦以来、約半年ぶりの試合だった。

 喜多村との試合については「楽しかったが課題の残る試合だった」と振り返った。そして「もっと経験が必要だな、と思った。今年は試合間隔を開けずに試合をしていきたい。試合で成長していきたい」と語った。

 今後について「コンスタントに試合をしていきたいんですが、この階級は選手が多いわけでもないので、これから相手がいるのかなという心配なところもあります。コロナが収まったら、海外からの選手とも戦えると思うので、挑戦していきたいなという気持ちがあります。モチベーションが上がる試合がしたい」、KNOCKOUTのビッグマッチとなる6月26日の国立代々木競技場第二体育館大会については「私、出るんですよね? 私は出るのかなと思っていました。でも、その前にもう1試合したいと思っています。6月26日まで3カ月半あるので、もう1試合できます」と出場志願と同時にまさかの「もう1試合」も希望。

 これにはKNOCK OUTの宮田充プロデューサーは「試合後に(STRUGGLEの)鈴木秀明会長と話をしたが、ケガはないということだった。“本人はすぐにやりたいというのではないか”というところまでは聞いていた。ただKNOCK OUTの次回大会(4月17日)は1カ月後なので、ちょっと早いかなと思う。でも5月にはKNOCK OUTの大会はアマの大会しかないので考えます。お世話になっている団体やお付き合いのあるイベントとか」などとコメント。6月大会についても「6月はぜひ出てほしいというオファーはさせていただこうと思っている。タイトル戦の前ということで明言はしていなかったが、6月にはスタンバイしてほしいと思っていた」とこちらの出場はほぼ確定。

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