ヤマハ、国内最大のボートショーで注目の次世代操船システム「HARMO」をプレゼン

「HARMO」の開発を担当したヤマハ発動機の前島将樹さん

 国内では2020年8月より北海道・小樽運河クルーズと提携して「HARMO」の実証実験を開始。そのほか横浜・ヤマハベイサイドマリーナでオーナー向けの橋渡し船運航や、大阪・EV船販売と大阪クリエイションマリーナとの共同で開発テストに取り組み、今春ヨーロッパでの販売を予定している。

 開発を担当した前島将樹さんは「長期ビジョンである“信頼性と豊かなマリンライフ”の提供を実現するために、『HARMO』を通じてさらに進化させた新しい価値を提供していきたい」と意気込む。「ヤマハ発動機」ブースでは実際の「HARMO」搭載艇を展示。プレゼンを聞いたユーザーは興味深そうに実際のシステムに見入っていた。

「ジャパンインターナショナルボートショー2022」はパシフィコ横浜および横浜ベイサイドマリーナにて3日まで。オンラインボートショー( https://online.boatshow.jp/ )は8月31日まで。