フライ級ムエタイWGPで内藤がスーパーレックに無念の判定負け。ロッタンはスミスを圧倒し準決勝進出【ONE 157】

サバス・マイケル(右)がアミール・ナセリを圧倒(©ONE Championship)

サバス・マイケルがアミール・ナセリに3-0の判定勝ち

 もう1試合の準々決勝ではサバス・マイケル(キプロス)とアミール・ナセリ(イラン/マレーシア)が対戦し、マイケルが3-0の判定で勝利を収めた。マイケルは序盤からパンチを的確にナセリの顔面にヒットさせるとナセリは骨折が疑われるほど鼻から出血。終盤はパンチも大振りとなりマイケルをとらえることはできず、3-0の判定でマイケルが勝利を収めた。

 この日の結果を受け準決勝はロッタンvsマイケル、ゴンサルベスvsスーパーレックの組み合わせとなった。今回のグランプリは8選手参加のトーナメントで行われ、優勝者にはワールドグランプリの銀のチャンピオンベルトと世界タイトル挑戦権が与えられる。

ONE Championship「ONE 157: PETCHMORAKOT VS VIENOT」(5月20日、シンガポール・インドアスタジアム)
〈メインカード〉
◆メインイベント(第13試合)フェザー級ムエタイ世界タイトルマッチ
○ペットモラコット・ペッティンディー(タイ)(判定2-1)ジミー・ビエノ(フランス)●

◆コーメインイベント(第12試合)ストロー級ムエタイ世界タイトルマッチ
●プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)(3R終了時、TKO)ジョセフ・ラシリ(イタリア / モロッコ)○

◆第11試合 フライ級(−61.2kg)ムエタイワールドグランプリ 準々決勝 3分3R
○ロッタン・ジットムアンノン(タイ)(判定3-0)ジェイコブ・スミス(イギリス)●

◆第10試合 ライト級(−77.1kg)サブミッショングラップリング 10分1R
●ゲイリー・トノン(アメリカ)(1R1分37秒、ダースチョーク)タイ・ルオトロ(アメリカ)○

◆第9試合 ライト級(−77.1kg)サブミッショングラップリング 10分1R
●青木真也(日本)(判定0-3)ケイド・ルオトロ(アメリカ)○

◆第8試合 フライ級(−61.2kg)ムエタイワールドグランプリ 準々決勝 3分3R
●ホスエ・クルス(メキシコ)(1R、KO)ボルター・ゴンサルベス(ブラジル)○

〈リードカード〉
◆第7試合 フライ級(−61.2kg)ムエタイワールドグランプリ 準々決勝 3分3R
○スーパーレック・キアトモー9(タイ)(判定3-0)内藤大樹(日本)●

◆第6試合 フライ級(−61.2kg)ムエタイワールドグランプリ 準々決勝 3分3R
○サバス・マイケル(キプロス)(判定3-0)アミール・ナセリ(イラン/マレーシア)●

◆第5試合 アトム級(−52.2kg)5分3R
●アシャ・ロカ(インド/ネパール)(1R2分4秒、三角絞め)アリース・アンダーソン(アメリカ)○

◆第4試合 フェザー級(−70.3kg)キックボクシング 3分3R 
●ダビッド・キリア(グルジア)(判定0-3)モハメド・ブタザ(モロッコ)○

◆第3試合 ストロー級(−56.7kg)5分3R
○ナット・ジャルーンサック(タイ)(1R1分22秒、腕十字固め)ゼバ・バーノ(インド)●

◆第2試合 フライ級(−61.2kg)ムエタイ 世界グランプリ 交替試合 3分3R
○シャーゾット・カブトフ(キルギス)(判定3-0)デニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)●

◆第1試合 ストロー級(−56.7kg)5分3R
○エリピツア・シレガー(インドネシア)(1R2分58秒、ダースチョーク)ロビン・カタラン(フィリピン)●
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