“苦労人”樋口和貞が決勝で吉村直巳を破り、悲願の「KING OF DDT」初制覇&KO-D無差別級王座初戴冠【DDT】

高木社長に託されたDDTのロゴ入りの旗を振る樋口

 バックステージで樋口は「『KING OF DDT』を制して、ベルトを獲ったということはDDTを背負っていく、強さの象徴になる。そうなったと思っています。今後は自分の理想のDDTを見せていけたらなと。強くて、面白くて、ちょっと泣ける…みたいな。そんなDDTを目指していきたいと思っております」とコメント。さらに「ちょっと思ったのが、吉村と組んでやってみても面白いのかなと思います。こうやって、決勝を争った2人で組んだりとかして、新しい風をDDTに吹かせられるのかなと思いました」と吉村とのユニットの枠を超えたタッグに興味を示した。

 惜しくも、優勝できなかった吉村は「負けは負け。でも、クリス(ブルックス)、HARASHIMAさん、上野さんに勝っての準優勝なんで誇りに思います。今日の準決勝、決勝でDDTの何かが動いたんじゃないですかね。このトーナメントをきっかけに、自分はまだまだ動き出します」と前を向いた。

DDTプロレス「KING OF DDT 2022 FINAL!!」(7月3日、東京・後楽園ホール)
◆第一ダークマッチ 10分一本勝負
坂口征夫&赤井沙希&○岡谷英樹(7分55秒、片エビ固め)大鷲透&高尾蒼馬&小嶋斗偉●
※ダブルアーム・スープレックス

◆第二ダークマッチ 10分一本勝負
佐々木大輔&MJポー&○KANON(6分51秒、片エビ固め)火野裕士&納谷幸男&石田有輝●
※スリーピーホロウ

◆オープニングマッチ ノータッチルール 30分一本勝負
○飯野“セクシー”雄貴&男色“ダンディ”ディーノ&今成“ファンタスティック”夢人(7分16秒、TKO勝ち)彰人&アントーニオ本多&平田一喜●
※フェロモンの裁き→レフェリーストップ。

◆第二試合 KING OF DDT 2022準決勝 時間無制限一本勝負
●上野勇希(10分46秒、体固め)吉村直巳○
※Osaka Pride

◆第三試合 KING OF DDT 2022準決勝 時間無制限一本勝負
○樋口和貞(14分28秒、片エビ固め)秋山準●
※ブレーンクロー・スラム

◆第四試合 30分一本勝負
●高梨将弘&HARASHIMA(10分9秒、エビ固め)岡田佑介○&高鹿佑也
※サドンデス

◆セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
MAO&●勝俣瞬馬(14分59秒、片エビ固め)クリス・ブルックス&アンドリュー”ザ・ジャイアント”エヴァレット○
※チョークスラム・スプラッシュフライ

◆メインイベント KING OF DDT 2022決勝戦 時間無制限一本勝負
○樋口和貞(18分55秒、体固め)吉村直巳●
※ブレーンクロー・スラム。樋口が初優勝、第79代KO-D無差別級王者となる。
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