5.7万人の新国立【アフロスポーツ プロの瞬撮】

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

撮影/文章:松尾憲二郎(2022年7月9日 ラグビーテストマッチ 日本VSフランス)
7月9日に開催されたラグビー、フランス代表と日本代表の戦い。
観客は57,011人。これは私にとっての国立競技場へのイメージを変える出来事でもあった。
 
国立競技場は基本的には見た目のイメージしかなかった。
白みどり茶色のまだら模様の観客席。
 
スポーツ写真というものは狙った被写体を写すものだが、背景がとても重要だ。
アスリート以外の情報がそこにはある。たいていの場合、背景はその場所を表現することに役立つ。
観客がいない昨年の夏は、スタジアムの色ばかりが写っていた。酷暑の中、よく通っていたのを思い出す。
 
今回、ラグビー日本代表の紅白に染まる会場全体を見渡し写真を撮り、私なりに新たな国立のイメージを体感した。
どこを見上げてもスタジアムは赤と白。そこにほんの少し青が混ざってるのがまたいい。
私は勝手にサムライブルーだと思っている。旧国立競技場でサッカー日本代表を観に行っていた時代を思い出す。
 
東京オリパラは無観客だった。満員のオリパラはどんな雰囲気だったのだろうか。これから国立に行くたびに想像してしまうのだろう。
 
■カメラマンプロフィル
 
★インスタグラム★
 
撮影:松尾憲二郎
 
スキースノーボードの撮影にあけくれ雪山を登ってきた。
2014年より「アフロスポーツ」所属。現在は様々なスポーツを撮影している。
日本スポーツプレス協会 (AJPS) 会員
国際スポーツプレス協会 (AIPS) 会員
 
 
【取材歴】
2015 冬季ユニバーシアード(スペイン/グラナダ)、EAFF 東アジアカップ(中国/武漢)、柔道・世界選手権(カザフスタン/アスタナ)
2016 スキー遠征(モンゴル/アルタイ山脈)、リオデジャネイロパラリンピック
2017 冬季ユニバーシアード(カザフスタン/アルマティ)、冬季アジア大会(札幌)、ユニバーシアード(台湾/台北)、フィギュアGPシリーズ(ロシア/モスクワ)
2018 平昌オリンピック、アジア大会(インドネシア/ジャカルタ)、体操・世界選手権(カタール/ドーハ)
2019 陸上・世界選手権(カタール/ドーハ)  
2020 東京2020オリンピック 聖火・採火式(ギリシア/オリンピア)
2021 オリンピック・パラリンピック(東京2020)
2022 北京オリンピック
【グループ展】  
2018 AJPS報道展 『鼓動』
2022 AJPS報道展 『リスタート』
【個展】
2011 冷やしボブ(ボブ東京)
2014 YMK_展(EATME GALLERY 南青山)、YMK_展(UP LAND 札幌)
2016 SKIING MONGOLIA(代官山ヒルサイドテラス)、season(NIKON 新宿フォト・プロムナード)
2022 秋予定(NIKON新宿TG・大阪TG)
アフロスポーツ

1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。

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