鈴木勇人がトファネリにリベンジ果たし2022年を全勝でフィニッシュ。K-1王座獲りへ「チャンピオンになるまで絶対に負けない」【Krush.143】

最終ラウンド、鬼神の表情で打ち合いに臨む鈴木(撮影・齋藤日南子)

 3R、トファネリは右インロー。鈴木はパンチの連打から左ミドル。鈴木は左ローからパンチの連打。トファネリも応じて打ち合いに。鈴木が手数で勝るが、トファネリの右インローに足が流れる。それでも圧をかけて前に出る鈴木。鈴木はパンチにボディーへのヒザをまじえ押し込んでいく。ボディーを効かされたトファネリの動きが鈍る。残り10秒、ともに左右のフックを打ち合う中、試合終了。

 判定は29-28、29-28、30-28の3-0で鈴木が勝利を収めた。

 鈴木は試合後のマイクで「トファネリ選手、ありがとうございました。すごい強かったです。急きょメインになって、どうしても倒して勝ちたかったんですけど、トファネリ選手がすごいタフだったので、倒せませんでした。すみませんでした。自分はこれからベルトを狙ってやっていくので、このまま勝ち続けて必ずベルトを獲るので、これからもぜひ注目していてください」とベルト獲りをアピールした。