秋山準が12・4後楽園でのジャネラとのEXTREME戦でキャリア初の“TLCマッチ”。「このベルトを獲り返してDDTに戻したい」【DDT】

会見する両者

 ルールが正式に決まったところで、両者、調印書にサインを入れたが、ジャネラはフェロモンズの飯野“セクシー”雄貴ばりにペンをなめて署名。その様子を見た秋山は「リスペクトという言葉は何度か聞こえるけど、まったくリスペクトを感じない」と言い放つも「彼の一番得意とするTLCマッチで、しっかり勝って、このベルトを獲り返してDDTに戻したい」と王座奪取を誓った。

 ジャネラは「調印書にサインしたからには、俺の世界にアキヤマさんが踏み込むことになる。GCWは米国でハードコアをメインストリームに、現代に呼び戻した団体であり、日本への進出も狙ってる。壮大なプランのなかのゲームのコマになってもらう」とニヤリ。

「公認凶器は使うか?」の問いに、秋山は「使っていいなら使いますよ」とキッパリ。同王座への挑戦に関しては「米国に行ってる間に“ジャネラがやりたいと言ってるけど、いいですか?”と聞かれて、“別にいいですよ”と答えて。ルールがこういうのになるとは思ってなかったから。でも、それもプロレスのうちの一つ。DDTに来て、必要なのであればやらないといけないでしょう。彼がチャンピオンで、それを望むなら、そこに踏み込まないといけない」と気持ちを切り替えた。

 それを聞いたジャネラは「最高の気分だ。日本は俺にとって、来るのが一番楽しみな国。プロレスをしに来るのも一番好きな国。アキヤマさんの頭をテーブルに突っ込ませるのは快感」と笑みを浮かべた。TLCマッチの印象について、秋山は「勝俣(瞬馬)がやってるくらいしかない。ジャネラのやってる試合を当日までに見て、頭に入れてやろうと思いますけど、ある物を使っていいなら、メチャクチャ使ってやろうと思います」と話した。

 KO-D無差別級のみならず、3冠ヘビー級、GHCヘビー級王座も腰に巻いた“レジェンド”秋山がハードコアの世界でどんな戦いを見せるのか注目されるところだ。

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