井上尚弥が5・7横浜アリーナでWBO&WBC王者フルトンに挑戦「自分自身を信じる気持ちでやるしかない」

NTTドコモの前田義晃代表取締役副社長、井上、大橋秀行会長(左から)

 この試合からほぼ1カ月前の4月10日に30歳の誕生日を迎える井上は、この試合を「節目の試合」と位置付ける。「30歳となると、気持ち的にも何かしらの変化があるんじゃないかと感じることはあるので。ですが“まだまだ30歳”という気持ちで」挑戦するとした。

 今回、月額有料配信を含めた新たな映像配信サービス「Lemino」での独占生配信にあたり、前田氏は「これまでもメインスポンサーとしてサポート。世界4団体統一の歴史的大会の配信に続き、新たなチャレンジとなる本試合に関われて光栄に思っています」と壇上の大橋会長と井上に感謝の意を伝えるとともに「同じようなタイミングでサービス開始できたのはラッキー」であるとし、試合がPPVではなく無料配信とする経緯についても「この試合を通じてボクシングの持つ魅力やスポーツの持つ力を多くの人に伝えたいと考えている」という点、「前回に引き続き井上尚弥選手の試合を、日本全国で応援していくためのお手伝いをさせていただきたいと思っている。これ自身を実現させていただくいいタイミングで新しいサービスを提供できました。結果として新しいサービスを知っていただくよい機会になると思っていますし、そこを活用しながら全体で応援していくという、価値の高いタイミングを実現するために無料配信させていただくことになりました」と、趣旨を語った。加えて「より当日の生配信を楽しめるよう、井上選手の貴重な最新映像を含め、試合の見どころを紹介する特別番組をあわせて提供する予定」と発表。これらの生配信以外のコンテンツも完全無料で配信される。

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