皇治を破った芦澤竜誠が「MMAでも革命を起こしたい」「YA-MANと63kgで再戦したい」【RIZIN.41】

身振り手振りをまじえ試合について語る芦澤

 皇治については「印象は一緒。あと思ったよりパンチはなかった。でも、じわじわ攻めてくる殺気。どんどんじわじわ詰めてきて俺の体力を削ろうとしたんですけど、それももう読んでたんで、ボクシングでも俺、勝てるって言ってたじゃないですか。ボクシングでも勝てたんです。で、あとヒザ入れるのが作戦ですね、あれで(皇治は)打てなかったですね、連打が。ボクシングの距離でインファイトで戦ったとしても俺の距離だったんですよ、今回の試合って。ヒザがあるから。だから本当だったら皇治選手、もっとキックボクシングをバチバチにやってるときだったらどんな試合になっていたか分からないけど、最近ボクシングに行ってたんで。ボクシングとキックボクシングって全然距離違うんで。それが見せられたですね。MMAも距離が違うの分かってるので、楽しみにしていてください」と語る中で、この日の勝因に距離を挙げた。

 また「そもそも皇治は打たれ強いし、気持ちが本当に強い選手だと分かっていたんで、倒れたらいいやって思って戦ったんです。流れで倒れたらいいわ、って思ってたんすけど、気持ちは全然折れてなかったと思うんすよ、皇治選手。すごいなと。俺のヒザ蹴り、何発もクリーンヒットしたはずなんですけど、全然効いた素振り1回も見せてないので、本当に気持ちの強い選手だと思ったっすね」とも語った。

 今後については「MMAでも頂点目指したいっすね、普通に。そのつもりで戦うっすけど。俺、まだMMA素人なので、いろいろなMMA選手に教わりながらどんどん徐々にMMA選手、RIZINの選手倒していきたいと思いますね。革命を起こしたいと思います」と前日計量同様、「革命を起こす」と意欲を見せた。