大谷譲二が石井慧介との激戦でメインを締める。“胸毛ニキ”八須拳太郎は9・21新宿FACEでの復帰が決定【PPPTOKYO】

石井が両腕クラッチ式ドライバー(撮影・上岸卓史)

 エプロンでの攻防では走り込んだ大谷をかわした石井がバックを取ると投げっ放しジャーマン。リングに戻りコーナーラリアットを狙う石井をかわした大谷が投げっ放しジャーマンからヒザ蹴りを連発。ノーザンライトスープレックスもカウントは2。大谷はその後もタイガードライバー、トップロープからスイング式DDT、ダイビングボディープレスと攻め込むが石井はことごとくカウント2で返す。最後は石井が両腕クラッチ式ドライバーからの高角度ダブルアームDDTで3カウントを奪った。

 試合後、リングに大の字のままの大谷の代わりにマイクを持った三富が「今の試合、最高だったでしょう。今日はちゃんよたが復帰してめでたかったけれど、メインがめっちゃいい試合だったのが俺は一番うれしい。みんなそう思いませんか?」と大谷の健闘を称えた。そして「正直、セミのちゃんよたの復帰戦よりも、メインがこれだけいい試合で締めてくれたことがPPPのまた新しい景色に向かって行くことだと思います」などと会場のファンに呼びかけた。