「女子フライ級王座決定トーナメント」決勝は池内紀子vs麻央。来年1月大会で【Krush】

最後に池内がダウンを奪い判定勝ち(撮影・須山杏)

 2R、池内がミドルで前に。真優はパンチを返し、顔面にパンチを連打。真優が右カーフ。池内の右ミドルと真優の左ミドルが交錯。池内もパンチで前に出て、ヒザにつなげる。池内のミドルをかわした真優がミドルを返す。圧をかける池内を足を使っていなす真優。真優の前蹴りで池内が尻もちもスリップダウン。圧を強める池内だが、真優はカウンターで的確にパンチを当てていく。池内のインローで真優の足が流れるが、真優は構わずパンチ。

 3R、池内が右ミドル、前蹴り。真優はローからパンチ。足を使って池内を翻弄すると左フックを的確に顔面に当てていく。真優は距離を取ると左ミドル、左ハイ。池内の左インローにバランスを崩す真優。真優は前蹴りからパンチ。池内は圧をかけて前蹴りからパンチ。真優はバックブロー。池内が前に出て左右のボディーから飛びヒザを顔面に打ち込むと効かされた真優はクリンチに行くも、ダウンの判定。再開後、なんとか反撃に出た真優だったが残り時間はわずかで終了のゴング。

 判定はこのダウンがものをいい、池内が28-30、28-30、28-29の0-3で勝利を収めた。