武田光司「勝ちが欲しい。内容にはこだわらない」、ムサエフ「責任感を持って何があっても勝つ」【RIZIN】

「責任感」という言葉で勝利を約束したムサエフ

 対するムサエフは「責任感を持って何があっても勝つ」などと10年ぶりの母国での試合に静かに闘志を燃やした。

 武田については「RIZINでトップ5位に入る選手なので、強いと思っている。でもランキングとか意識せず、私は勝つことだけを考え、面白い試合をする」と語った。

 試合展開については「どういうふうに戦うかは決めているが、試合の状況によってはやり方を変える可能性もある。ただどういう状況になっても戦える、勝てるような練習はしてきている。自信はある」、理想とするフィニッシュについても「この場では何とも言えない。試合が始まらないと何も言えない。試合が始まったらなにが起こるか。私は試合前に話すことが好きではない。武田選手がツイッターでいろいろ投稿しているのは見ている。ただそれは彼の意見。私はどんな試合になるかということを試合前に言うことは好きではない」などと語るにとどめた。

 アゼルバイジャンで試合をすることについては「10年くらいアゼルバイジャンで試合をしていない。今回はとても楽しみにしているし、責任の重さは感じている。ただいつも通りに冷静になって自分の戦いを見せる。見ている人に面白い試合を見せることを考えている」、日本での試合との違いについては「日本は環境がすごくいいし、ファンの熱い気持ちを感じているので、盛り上がって試合をしている。今回のアゼルバイジャンでも同じくファンが強いサポートを約束してくれている。ただ今回の違いはやはり責任感。母国でやるので責任感を持って何があってもなにが起こっても勝つ。絶対に勝ちます」と「責任感」という言葉を使って勝利を約束した。