上野勇希がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスとの最後の前哨戦を制し「両国では絶対に勝つ」【DDT】

フィニッシュは上野のJul.2

 バックステージで上野は「クリス、最高のチャンピオン。ずっと獲りたかったKO-D無差別級、DDTを背負うため、顔になるため、やりたいことはいっぱいある。でも一番やりたいのは、ほかの試合より、いい試合するんじゃない。クリスに勝って、クリスに僕の思いを全部届ける。クリスの持ってるもの全部もらう。その先にはいろんなものが見えてくることでしょう」と熱く語った。

 一方、王者のクリスは「今から両国だけ。まだまだ僕のドラマチック・ドリームは終わってない。両国、絶対勝つ」と王座死守を誓った。

 また、両国で一騎打ちを行う佐々木大輔と遠藤哲哉が6人タッグマッチ(佐々木&KANON&MJポーvs遠藤&納谷幸男&瑠希也)で前哨戦。佐々木は遠藤にイス、急所攻撃を見舞うなど過剰に意識。試合はKANONがジャストコブラツイストで瑠希也を仕留めた。試合後、遠藤は「いつまでこんなことやってんだ。佐々木、お前は時代に取り残されてるんだ。あんたと過ごした6年間、最高だった。かけがえのない6年だった。もう、その思い出汚すのはやめにしないか。いまだにあの6年超えられるとは思ってねぇ。ただ俺のなかで答えは出てんだ。俺はバーニングの遠藤哲哉だ」とマイク。佐々木は「哲哉! 言いやがったな。俺は時代に置いていかれてる? 俺がいるところが時代の中心だ。両国は俺とお前の一騎打ち。俺とお前の話だ。楽しみにしとくぞ」とコメント。

 なお、両国で行われるKO-Dタッグ王座戦(王者組=高尾蒼馬&翔太vs挑戦者組=高梨将弘&アントーニオ本多)の前哨戦が高尾と高梨のシングル戦で組まれ、高梨がバッカスで丸め込んで勝利。高尾は「今日の負けは悔しいけど、両国が本番なので。俺と翔太でこれからも防衛する」と語った。

DDTプロレス「Road to Ultimate Party 2023 in SHINJUKU」(11月3日、東京・新宿FACE)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
樋口和貞&●小嶋斗偉(7分28秒、変形トライアングルランサー)岡田佑介&高鹿佑也○

◆第二試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●高尾蒼馬(6分7秒、バッカス)高梨将弘○

◆第三試合 30分一本勝負
男色ディーノ&○大石真翔(9分16秒、エビ固め)HARASHIMA&須見和馬●
※ミラクルエクスタシー

◆第四試合 赤井沙希デビュー10周年記念試合ファイナル~スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○赤井沙希(20分48秒、ケツァル・コアトル)平田一喜●

◆第五試合 30分一本勝負
佐々木大輔&○KANON&MJポー(8分7秒、ジャストコブラツイスト)遠藤哲哉&納谷幸男&瑠希也●

◆セミファイナル アジアタッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉秋山準&●鈴木鼓太郎(13分25秒、エビ固め)坂口征夫○&岡谷英樹〈挑戦者組〉
※神の右膝。秋山組が2度目の防衛に失敗、坂口組が第121代王者組なる。

◆メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
クリス・ブルックス&●正田壮史(22分6秒、片エビ固め)上野勇希○&MAO
※Jul.2
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