ONEのチャトリCEOが5月の会見での自らの発言についてRISEの伊藤隆代表、魔裟斗氏、那須川天心に謝罪

　前回の会見というのは5月9日に行われたONEと武尊が独占複数試合の契約を結んだことを発表した会見のこと。チャトリ氏は日本を飛び出し世界への挑戦に臨む武尊の偉業を称賛する際の例えとして、魔裟斗氏と那須川天心について「彼らは日本で戦ってきた日本の王者。日本でいうところの巨人軍レベル。国内レベル」などと評し、那須川vsロッタン戦についてはそれまで英語をしゃべっていたにもかかわらず、日本語で「絶対にロッタンが天心に勝った！　絶対に。本当のことを言ったら世界中のみんなが知っている。ONEではこういうものは絶対にない。世界レベルだから。ベストザベスト。だから私は武尊のことをリスペクトしている。ガッツを持ってる。日本から世界レベルへのチャンスをあげたい。日本のファンはみんな応援してください！　武尊はすごいガッツを持っている！」などとジャッジについての疑問を投げかけ、熱弁を振るっていた。

　この発言については会見後に武尊がSNSで「ひとつだけ　今日の会見で納得いかなかったのは　魔裟斗さんも天心くんも　場所が日本だったというだけで　世界と戦って結果を残してきている選手。そこへのリスペクトは持って欲しい。その上で2人を越えれるような試合をONEでやっていく。」とチャトリ氏の発言についての自らの気持ちを語っていた。

　なおチャトリ氏はこの日の会見でもロッタンvs武尊戦について語る際に「個人的な視点ではロッタンvs天心はロッタンが勝っていたのではないかといまだに信じている」などと語っている。