遠藤哲哉が樋口和貞を破り、大逆転で「D王」Aブロック突破。「納谷! 1月3日、お前を打ち砕いて優勝する」【DDT】

上野は飯野のスピアーの前に散った

 一方、2連覇を達成できなかったKO-D無差別級王者の上野は「チャンピオンとして負けようが、情けなかろうが、僕はDDTのチャンピオンだから。DDTのチャンピオンとして、来年もこれからも本当の意味の最強になって、もっといろんな人にDDTの良さを伝えちゃうぞ」と話した。

 また、DDTの2023年を総括した彰人副社長は「だいぶコロナと共存できるようになって、落ち着いてきたなかで、逆に言えば、コロナを言い訳にできない2023年。超満員札止めの後楽園がいくつあったかと。2024年の一つのテーマは盛り返すこと。コロナ前の勢い、盛り上がりを戻していかないと。自粛中にデビューした選手が何人もいて、その子たちもイキのある選手で、活躍させていかないといけない2024年だと思っていて。2024年は勝負の年かなと思っています。まだ発表になっていない仕掛けが年明けからいくつも予定されてますし、しっかり地固めしつつ、ほかの団体ではできない攻め方でやっていきたい」とコメントした。

DDTプロレス「D王 GRAND PRIX 2023 in Korakuen Hall」(12月24日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
坂口征夫&●瑠希也(4分57秒、拷問式コブラツイスト)KANON○&MJポー

◆第二試合 アイアンマンヘビーメタル級選手権時間差入場バトルロイヤル~大鷲透復帰戦 時間無制限勝負
【試合経過】
①○高木三四郎〈5〉(8分25秒、オーバー・ザ・トップロープ)彰人●〈3〉
②○高木三四郎(8分30秒、オーバー・ザ・トップロープ)須見和馬●〈4〉
③○高木三四郎(8分34秒、オーバー・ザ・トップロープ)平田一喜●〈1〉
④○ポイズン澤田JULIE〈7〉(8分37秒、オーバー・ザ・トップロープ)高木三四郎●
⑤●グレート・コジ〈王者=6〉(10分8秒、キャトルミューティレーション)ポイズン澤田JULIE○〈挑戦者〉
※コジが防衛に失敗、ポイズンが第1597代王者となる。
⑥●ポイズン澤田JULIE〈王者>(10分21秒、横入り式エビ固め)大鷲透○〈挑戦者=2〉
※ポイズンが防衛に失敗、大鷲が第1598代王者となる。〈 〉内は入場順。

◆Bブロック公式リーグ戦
■クリス・ブルックス〈1勝4敗2点〉(不戦勝)斉藤レイ□〈4勝1敗8点〉

◆第三試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○斉藤レイ(4分43秒、体固め)岡谷英樹● 
※ドリル・ア・ホール・パイルドライバー

◆第四試合 KO-D6人タッグ選手権試合 60分一本勝負
〈王者組〉秋山準&男色ディーノ&○大石真翔(10分41秒、回転エビ固め)高梨将弘&アントーニオ本多●&正田壮史〈挑戦者組〉
※第53代王者組が初防衛に成功。

◆第五試合 Bブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●MAO〈3勝2敗6点〉(10分58秒、体固め)納谷幸男○〈4勝1敗8点〉
※世界一のバックドロップ。納谷がBブロック1位通過。

◆第六試合 Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●佐々木大輔〈2勝1分2敗5点〉(6分37秒、片エビ固め)HARASHIMA○〈2勝3敗4点〉
※蒼魔刀

◆セミファイナル Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
●上野勇希〈2勝1分2敗5点〉(8分14秒、エビ固め)飯野雄貴○〈2勝3敗4点〉
※スピア

◆メインイベント Aブロック公式リーグ戦 30分一本勝負
○遠藤哲哉〈3勝2敗6点〉(20分37秒、片エビ固め)樋口和貞●〈3勝2敗6点〉
※バーニングスター・プレス。遠藤がAブロック1位通過。

◆アイアンマンヘビーメタル級選手権試合
〈王者〉●大鷲透(13時39分、体固め)クリスマスツリー○〈挑戦者〉
※大鷲が防衛に失敗、クリスマスツリーが第1599代王者となる。
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