初代ミドル級王座決定トーナメント開催。谷川聖哉が階級を下げて参戦。神保克哉は「俺が作ったベルトを獲らないのはおかしい」【Krush】

階級を下げてのチャレンジとなる

 谷川は「この前の12月のK-1大阪大会でリュウ・ツァー選手に負けて、1カ月ずっと悩んでいた。自分のプライドを取るか、K-1、Krushのベルトを獲るかと考えた時に、やはりK-1、Krushのベルトが死に物狂いで欲しいと思ったので、階級を変えた。よくみんな“死に物狂いで人生かけてやります”と言っているが、それを日本で一番体現している先輩が近くにいるので、そういった意味でも“体であったりを見ればすべて分かるぞ”と(渡辺)雅和さんにきつく話をしてもらった。ここは1回、しっかり覚悟を決めてというタイミングでオファーをいただいた。ちょっと急だったが、3月と6月にしっかり勝って、Krushのベルトを獲って、K-1を自分が引っ張っていきたい」と階級変更に至った心境を明かしたうえで、王座奪取を誓った。

 谷川は「クルーザーの時は通常体重は97~98kgくらいだった。今は85kgくらい。クルーザー級の時はヘビー級を見据えてやっていたので無理に食べていたところもあった。今は動きもめちゃくちゃ軽くて、生きやすくなったというか。スタミナも上がっているし」と肉体改造に手応えも「ミドル級じゃ一発ではなく手数が増えると思うので、そこの修正と、水抜きとか減量がちょっと怖いかなというのはある」と懸念点も挙げた。