KO-D無差別級王者・上野勇希が米国大会メインで実力者マイク・ベイリーに勝利し、日本でのタイトル戦を熱望【DDT】

大会を締めくくった上野

 試合後、上野が握手を求めると、ベイリーはまさかの熱いキスで応えた。上野は「DDT、USAに帰ってきます!」と英語でマイク。出場選手がリングに上がり、大団円で米国大会は幕を閉じた。

 上野は「超満員、大成功、最高ですよ。そのメインイベントであまりにも遠くてすごくて強い、僕がデビューしたときからスーパースターのベイリーと、米国でシングルマッチできて胸いっぱいです。米国から世界中から日本に来るには、時間も超えないといけない部分も多いけど、今日は僕が勝ちました。このベルトをかけてやらないとね。私たちの歴史があります。1回の勝負で終わるものなんて何一つないです。僕がもっとベストなレスラーになるには、あなたの世界でもすごいキックをもっともらわないといけない。ベイリーちゃん、このベルトかけてやろうよ。日本に来てよ。そのためにもっと防衛して、もっとDDTを大きくするから」と日本での再戦を熱望。そして「一つ悔しいことがある。みんなで来れなかったこと。DDTはもっともっと広いから。米国、世界の人にDDT見せないと。みんなで行って、世界の人にDDT知ってもらって。盛り上がるように僕がやるから。(4・26墨田区で)彰人さんにも負けないから。DDT最高!」と全メンバーでの渡米を望んだ。

 かつてMAOとタッグを組み、DDTへも長く参戦していたベイリーは「今日は懐かしかった。いつか、ウエノとKO-D無差別級のベルトをかけて戦えたらいい」と感慨深く語った。

DDTプロレス「DDT goes PHILADELPHIA!」(4月4日=日本時間5日、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィア・ペンズランディングケーターズ)
◆オープニングマッチ スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
クリス・ブルックス&○キッド・ライコス(8分28秒、片エビ固め)ブライアン・キース&翔太●
※ブレーンバスター

◆第二試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○遠藤哲哉(11分33秒、エビ固め)アンドリュー”ザ・ジャイアント”エヴァレット●
※バーニングスター・プレス

◆第三試合 30分一本勝負
○ちぃたん☆(5分27秒、体固め)ダン・ザ・ダッド●
※雪崩式ブレーンバスター・オン・ザ・ボード

◆第四試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●平田一喜(5分30秒、輪廻転生)ヨシヒコ○

◆第五試合 DDT UNIVERSAL選手権試合~NO RULES 60分一本勝負
〈王者〉○MAO(10分55秒、ダブルフォール→じゃんけん勝利)ビリー・スタークス●〈挑戦者〉
※第12代王者が7度目の防衛に成功。

◆第六試合 スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
佐々木大輔&○KANON(7分11秒、片エビ固め)ニック・ウェイン&正田壮史●
※フリーダム・コール

◆セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○KONOSUKE TAKESHITA(9分41秒、ウォール・オブ・タケシタ)勝俣瞬馬●

◆メインイベント スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○上野勇希(18分52秒、体固め)マイク・ベイリー●
※WR
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