初参戦の髙橋聖人が右ハイキック一発で伊藤澄哉にKO勝ちし「最短ルートでベルトを狙う」【RISE183】

塩川の顔面前蹴り(撮影・荒木理臣)

 その前の第7試合では同級2位の北井智大(チームドラゴン)と3位の塩川琉斗(TOP STAR GYM)が対戦し、塩川が3-0の判定で勝利を収めた。

 北井はケガでの長期欠場からの復帰戦で約1年ぶりの試合となる。塩川は2022年から6連勝で3位にランキングした期待のホープ。

 1R、オーソドックスの構えの北井とサウスポーでスタートの塩川。塩川は右ジャブを連打。北井は圧をかけてパンチも足を使ってかわす塩川。塩川は前蹴りで下がらせパンチ。そして右ローで北井の左足をつぶしに行く。そして左ストレート。北井は前に出るが塩川はかわし、逆に圧をかけて顔面前蹴り、そして左ストレート、なおもパンチをまとめ、前蹴りも。北井も打ち返すが、塩川は下がりながらも的確に左右のパンチを当てていく。北井は早くも鼻血を流す。

 2R、北井は圧をかけて左ロー。塩川は足を使って回ると冠せう蹴り。北井は圧をかけて前に出て右ストレートをヒット。塩川はバックスピンキック。北井は前に出てパンチ。塩川は間接蹴りで距離を取ってパンチ。北井はそこにパンチを合わせ前に出る。しかし塩川は距離を取ると顔面前蹴り。そして左右のフックを連打。追う北井だが、塩川は足を使ってかわしてパンチ、前蹴り。そして飛びヒザであごを突き上げる。それでも北井は倒れず前に出てパンチを振り続ける。