岡見勇信が5Rの苦しい戦いを制し世界王座を獲得「苦しい期間はいっぱいあったが、この修斗のベルトを巻けて本当にうれしい」【修斗】
効果的だった岡見の左ミドル(撮影・蔦野裕)
プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8」(11月30日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界ミドル級チャンピオン決定戦」で元UFCファイターの岡見勇信(EXFIGHT)とキム・ジェヨン(韓国/NOVA MMA)が対戦した。試合は岡見が3-0の判定で勝利を収め王座を獲得した。
岡見は修斗初参戦となった昨年12月の豊洲PIT大会でジェヨンと対戦。序盤こそ優勢に試合を進めるも終盤、ジェヨンの逆襲に遭い、2-1のスプリット判定で辛くも勝利を収めた。今回は王座をかけての再戦だった。
1R、サウスポーの岡見とオーソドックスのジェヨン。圧をかける岡見にジェヨンはフットワークを使って回り、左ロー。ジェヨンは岡見のすきをついて左ロー。右インローはかわす岡見。前手で距離を探りながら左ローのジェヨン。岡見は右ジャブを的確に当てる。圧をかけるジェヨンに岡見は左ストレート、右ジャブ。ジェヨンは左ローをコツコツと当てていく。岡見は右ジャブ。徐々に岡見が圧を強める。そして右ジャブを連打。左ミドルをボディーに。前に出てパンチのジェヨンを組み止めた岡見。ケージに押し付けボディーにヒザ。ジェヨンがプッシュしてスタンドの打撃の展開に。ジェヨンが前に出るところにカウンターで左ストレートの岡見。左ミドルを打ち込む岡見。