大森隆之介が鈴木真彦からダウンを奪って勝利。選手たちに「みんなでもっともっと格闘技をでかくしましょう」とメッセージ【RISE187】

敗れた鈴木はがっくり(撮影・上岸卓史)

 試合については「今回は何としても勝つというのがあったので、そこはよかったけれど、鈴木選手の気持ちには応えらへんかったというのはあって、もっといい試合がしたかった。向こうも全然納得してないと思う。(ダウンを奪った)左はあれだけ狙っていた。ジャブは当たると思っていた。めちゃ狙っていた。僕はジャブがめちゃ堅いので当たれば効くと思っていました。玖村選手の時もそうだし、その前の志朗選手の時もそうだった。鈴木選手が(ジャブを)無視して入ってくるので、それに負けずに効くまで打ち続けるというのが作戦だった」などと振り返った。

 試合後、鈴木は「悔しいですね。(ダウンのシーンは)覚えている。K-1の対抗戦で玖村選手にダウン取られたのとめっちゃ似ている。またやってもうたって感じです。(3Rは)倒すしかないなと思ったんですが大森選手のうまさでいなされた感じですね」、1Rは鈴木のペースではあったのだが「そのなかでも冷静に大森選手が対処しての結果なので何も言うことはないです」と悔し涙を流した。今後については「今は分からない。正直」と語るにとどめた。

「RISE187」(4月19日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第11試合)バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
●鈴木真彦(TEAM 寿)(判定0-3=28-29、28-29、28-30)大森隆之介(EX ARES)○

◆セミファイナル(第10試合)フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○梅井泰成(Mouton)(判定3-0=29-28、29-28、30-28)有井渚海(team VASILEUS)●

◆第9試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
●伊東龍也(HAYATO GYM)(判定0-2=29-30、29-29、28-29)良星(KSR GYM)○

◆第8試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
●京谷祐希(TEAM TEPPEN)(3R1分28秒、KO)翼(TARGET)○

◆第7試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
○伊藤澄哉(戦ジム)(1R1分42秒、KO)石田 迅(LEGEND GYM)●

◆第6試合 ライト級(-63kg)3分3R延長1R
●北井智大(チームドラゴン)(判定0-3=27-29、27-29、27-30)奥山雅仁(OISHI GYM)○

◆第5試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○戸井田大輝(TOP LEAD GYM)(判定3-0=29-28、29-28、29-27)久津輪将充(RMC/9+nine plus lab.)●

◆第4試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R延長1R
○門脇碧泉(TARGET)(2R1分57秒、KO)簗 丈一(TEAM Aimhigh)●

◆第3試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
奥村将真(TEAM TEPPEN)(ノーコンテスト)菊川 蓮(MMA IKUSU)

◆第2試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
●児玉侑慎(正道会館KCIEL)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)吉田晄成(TEAM TEPPEN)○

◆第1試合 スーパーフライ級(-53kg)3分3R
○相沢 晟(TARGET)(判定3-0=30-28、30-28、30-27)紀 空(Croire)●
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