元K-1王者の黒田斗真が貫録の1RKO勝ち。「名高選手はムエタイ。僕はキックで」ONE Championship参戦&王座獲得を目標に【SPACE ONE×BOM】

勝ち名乗りを受ける黒田(撮影・上岸卓史)

 この日参戦した「SPACE ONE」については今回は1試合の契約で「オファーがあればすぐにでも」とONE Championship参戦への強い意欲を見せた。

 またK-1には「気持ち的にわだかまりはない」とのことで「今回はキックボクシングということで、K-1王者としてのプライドを持っていたので、圧倒的なところは見せたいと思っていた」と語った。

 この日はKO勝ちではあったものの試合後のマイクがなかったことから「約1年半ぶりの試合だったが、この1年半いろいろなことがあった。格闘技を辞めようと思った時期もあった。でも待ってくれるファンの人がいたり、周りで支えてくれる人がいたり、そういう人のお陰でまたこうやって格闘家として戻ってくることができたので、周りの人に助けられたなと思っているので、感謝を伝えたかった」と改めてファンや周囲への感謝の言葉を述べた。

「SPACE ONE×BOM」(5月11日、東京・アリーナ立川立飛)
◆メインイベント(第11試合)SPACE ONEライト級(−71.00kg)タイトルマッチ 3分3R キックボクシングルール
○城戸康裕(TEAM ONE/王者)(判定3-0=29-28、30-27、29-28)王凱峰(=ワン・カイフォン/中国/挑戦者・同級1位)●

◆セミファイナル(第10試合)BOM OFGムエタイ スーパーフライ級(−52.16kg)3分3R
○名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)(1R1分59秒、KO)チョークディー・ペッセーントーン(タイ)●

◆第9試合 SPACE ONE −54.50kg契約 3分3R キックボクシングルール
●シェン・イージュオ(中国)(判定0-326-30。26-30、26-30)松田龍聖(大原道場/元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者)○

◆第8試合 BOM OFGムエタイ −52.00kg契約 3分3R
○竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)(判定3-0=30-29、29-28、29-28)ゲンウボン・ポー.ラックブン(タイ)●

◆第7試合 SPACE ONE −52.00kg契約 3分3R キックボクシングルール
●シワラット・ウォー リンティダ(タイ)(1R55秒、KO)黒田斗真(フリー/初代K-1 WORLD GPバンタム級王者)○

◆第6試合 BOMムエタイルール フェザー級(57.17kg)3分3R
○朝陽・エイワスポーツジム(=品川朝陽/エイワスポーツジム)(3R2分17秒、KO)パランペット・チョー.チャンピオン(タイ)●

◆第5試合 OFGムエタイ −72.50kg契約 3分3R
○MIKE JOE(BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)(2R2分53秒、KO)高木 亮(Team Preceding)●

◆第4試合 SPACE ONE −52.50kg契約 3分3R キックボクシングルール
△ジャン・ロンロン(中国)(判定0-0=29-29、29-29、29-29)羅向(KICK BOXING GYM ZERO/元NJKF&WMC日本ライト級王者)△

◆第3試合 −58.00kg契約 3分R
○ダウサコン・バンバンジム(BANG BANG GYM)(判定3-0=30-28、29-28、29-28)しょーい(湘南格闘クラブ)●

◆第2試合 SPACE ONE −66.00kg契約 3分3R キックボクシングルール
○イー・ユーシュエン(中国)(2R46秒、KO)上西勇弥(TEAM Hi-UP)●

◆第1試合 −58.000kg契約 3分3R
●ラット・モリモトジム(モリモトジム)(1R2分42秒、KO)吏亜夢(ZERO)○

◆オープニングファイト第2試合 −64.0kg契約 3分3R
○吉瀧 光(KING LEO)(3R1分42秒、KO)宇宙・フライスカイジム(FLYSKY GYM)●

◆オープニングファイト第1試合 −70.00kg契約 3分3R
●財津大樹(TEAM BEYOND)(判定0-3=28-29、28-30、28-29)佐藤大稀(湘南格闘クラブ)○
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