K-1ファイター大久保琉唯の近い将来の目標は「今年中にK-1王者になる」 「−60kgくらいまでは行けると思う」と3階級制覇も視野
格闘家は何を考え日々過ごしているのか? 記者会見や試合だけでは分からない格闘家の内面を探るインタビュー企画「格闘家プロファイリング」。今回は「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)に出場する大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)。これまで「こだわりor好きなもの。これだけは譲れないものや事」「教訓とする言葉or生きる上でのモットー」を聞いてきた。今回のテーマは「近い将来と遠い未来」について。(全5回/第3回)

近い将来と遠い未来。どのような展望を描いていますか?
「本当に近い将来でいえば、今年中にK-1のチャンピオンになるっていうのは、ものすごく大きな目標です。やりたいことは今は格闘技。あと芸能関係のお仕事もですよね。遠い将来についてはまだ二十歳なのでパッとは思い浮かばないですね」
おぼろげに格闘技自体は何歳くらいまでというのはあったりしますか?
「辞めたくなったらですかね」
年齢ではなくてですね。体がダメになってしまったら辞めざるを得ませんが、メンタル的には?
「楽しいと思っているうちは辞めなくていいのかなっていうのはあります」
それでは楽しくなくなったりとか苦しくなった時には…?
「まあそうですね。そうなったら絶対伸びないと思いますので。でも今はものすごく楽しいです」
トップ選手になっていると、なかなか自分一人では進退を決められないという状況に陥るかと思うのですが、きっとその時でも大久保選手は自分で決めるんでしょうね。
「はい、自分で決めます(笑)」
これまでにKrushで−51kgのフライ級王座を獲得。K-1では現在、−55kgのスーパー・バンタム級で王座を狙う位置にいます。177センチの身長と二十歳という年齢を考えると今後、階級を上げていくことになると思いますが、本人としてはどれくらいまで考えていますか?
「自分としては−60kgくらいまでは行けると思います。身長的にはもっと行けるかもしれませんが」