王者ヨードクンポンが100gオーバーで王座はく奪。挑戦者の稲垣柊「日本人最後の砦として僕が王者になる」【K-1】

スーパー・ウェルター級王座をかけて対戦するオウヤン・フェン(左)とダリル・フェルドンク

 スーパー・ウェルター級ではオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)がダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)を相手に初防衛戦に臨む。

 フェンはK-1初参戦となった2023年12月の大阪大会で和島大海を破り王座を獲得。昨年3月の「K-1 WORLD MAX最強決定トーナメント」開幕戦ではパスカル・シュロスを判定で下すも決勝ラウンドは怪我で欠場。K-1には1年2カ月ぶりの参戦となる。今年1月の「WLF MAX-70kg級王座決定トーナメント」決勝ラウンドでは、ルオ・チャオ、 ハン・ウェンバオを破り優勝している。

 フェルドンクも昨年3月から始まった「K-1 WORLD MAX最強決定トーナメント」に参戦し、開幕戦で和島にKO勝ち。7月の準々決勝ではデング・シルバに判定負けを喫した。その後、10月にゾーラ・アカピャン、今年2月にジョムトーン・ストライカージムに連勝し、今回の王座挑戦にこぎつけた。

 計量ではフェンが69.3kg、フェルドンクが69.8kgで規定体重(-70kg)をクリアした。

 その後に行われた会見でフェンは「私の対戦相手のダリル・フェルドンク選手はオランダのトップファイターということを知っています。70kg級ですごく強い選手であると認識しております。ただ相手がどうであれ自分が持っているベルトを渡すつもりはありませんので、この試合で必ず対戦相手を倒して、タイトルを防衛したいと思います」、フェルドンクは「今回、トレーニングも減量も順調に進んだ。今回ベルトをかけて試合できるということで、すごく楽しみですし、皆さんに新しいチャンピオンをお見せしたいと思います」とそれぞれ語った。

「K-1 BEYOND」(5月31日、神奈川・横浜BUNTAI)
◆プレリミナリーファイト第1試合 K-1スーパー・ライト級/3分3R
石川優斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 浜崎瞬太(K-1 GYM RING TAIKO)

◆プレリミナリーファイト第2試合 K-1スーパー・バンタム級/3分3R
嶋 拓実(K-1 GYM横浜infinity)vs 内田竜斗(チーム・タイガーホーク)

◆プレリミナリーファイト第3試合 K-1フェザー級/3分3R
安 晟太(サクシードジム team EXCEED)vs 小野寺隼(K-1ジム大宮チームレオン)

◆プレリミナリーファイト第4試合 K-1フェザー級/3分3R
渡邉 陸(POWER OF DREAM)vs 石川 慶(team NOVA)

◆プレリミナリーファイト第5試合 -51kg契約/3分3R
海凪(RAUSU GYM)vs 大久保世璃(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)

◆第1試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
レオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)vs 天野颯大(キング・ムエ)

◆第2試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
横山朋哉(リーブルロア)vs イゴール・ベクレフ(ロシア/Kuzbass Muay Thai)

◆第3試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
ホァン・シュアイルー(中国/WHITE SHARK FIGHT CLUB/CFP)vs マシュー・ダールマン(オランダ/Hemmers Gym)

◆第4試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
中島千博(POWER OF DREAM)vs アリ・ラーマリ(スペイン/Team Jesus Cabello)

◆第5試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
レミー・パラ(フランス/CARCHARIAS)vs 松山勇汰(ALONZA ABLAZE)

◆第6試合 -61kg契約/3分3R・延長1R
村越優汰(湘南格闘クラブ)vs 斎藤祐斗(JK TRIBE)

◆第7試合 K-1ライト級/3分3R・延長1R
里見柚己(team NOVA)vs スリマン・ベテルビエフ(ロシア/Kickboxing Club Akhmat)

◆第8試合 K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 近藤拳成(TEAM3K)

◆第9試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R
一回戦(1)勝者 vs 一回戦(2)勝者

◆第10試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・準決勝(2)/3分3R・延長1R
一回戦(3)勝者 vs 一回戦(4)勝者

◆第11試合 -56kg契約/3分3R・延長1R
大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)vs 永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆第12試合 スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R
金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)vs 池田幸司(ReBORN経堂)

◆第13試合 第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R
準決勝(1)勝者 vs 準決勝(2)勝者

◆第14試合 K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs 稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン)

◆第15試合 K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ/3分3R・延長1R
オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)vs ダリル・フェルドンク(オランダ/Fight Team Ringer)

◆第16試合 第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王座決定戦/3分3R・延長1R
マハムード・サッタリ(イラン/TEAM大和魂)vs ティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)
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