タブレット純、浅草でリサイタル開催!昭和歌謡に声帯模写、アリス矢沢透&元スクールメイツも

第二部ではアリスの矢沢透のドラムで「チャンピオン」を熱唱(撮影:御堂義乗)

 同じ古賀政男作曲つながりとして「今日は6月9日、ロックの日なんですね。実は日本で初めてロック、プレスリーの歌を吹き込んだのは小坂一也さんと言われている」と切り出すと、ハーモニカを交えて記者世代ではジャイアント馬場のCMでおなじみ(?)の「青春サイクリング」。さらに「ヴォーカルスクールにちょっとだけ通ったことがありまして」といい、今年5月に亡くなったマーサ三宅を偲んでジャズ・ナンバー「恋人よ我に帰れ」へ。

 ものまねコーナーでは「顔を見ても誰も分からない」と言いつつ、プロジェクターで似顔絵を投影しながら芥川隆行(スクール☆ウォーズ)、来宮良子(演歌の花道)、田中信夫(川口浩探検隊シリーズ)、久米明(すばらしい世界旅行)、小池清&佐々木美絵(アップダウンクイズ)、矢島正明(クイズタイムショック)、大橋巨泉&篠沢秀夫(クイズダービー)などを次々声帯模写し、ファースト・チリアーノ「私だけの十字架」(「特捜最前線」エンディングテーマ)をワンコーラス歌唱。自身が作詞・作曲した阿佐ヶ谷姉妹「おしぼりをまるめたら」で第一部を締めた。

 第二部は、金のスパンコールのド派手なスーツと自らのドラム演奏でアリス「今はもうだれも」からスタート。コンサートを見てドラムに挑戦し「気持ちよかった」と満足げな純の前に、サプライズでアリスの矢沢透が登場。矢沢のリズミカルなドラムに合わせ「チャンピオン」を熱唱した。ロックの日にちなんだ歌謡ロックのナンバーでは、純いわく「高枝切りばさみ」という軽量マイクスタンドでパフォーマンスを行い、西城秀樹「薔薇の鎖」、沢田研二「危険なふたり」。