前K-1王者の軍司泰斗が初のOFG戦で元ラジャ王者に82秒KO勝ち「ヒジで倒したかった。次、すぐ試合を組んでください」【KNOCK OUT】

初のオープンフィンガーグローブ戦でKO勝ちを収めた軍司泰斗(撮影・三田春樹)
前K-1 WORLD GPフェザー級王者の軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が「THE KNOCK OUT」(6月22日、東京・国立代々木競技場 第二体育館)でKNOCK OUT初参戦を果たした。
軍司はオープンフィンガーグローブ(OFG)着用で首相撲、ヒジ打ちも認められるKNOCK OUT-REDルールで元ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級王者のペットルンルアン・ソーチャルワン(ソーチャルワンジム)と対戦し、1R、わずか82秒でKO勝ちを収めた。
軍司は2021年12月に椿原龍矢を破りK-1フェザー級王座を獲得し、2022年に行われた「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では圧倒的な強さを見せて優勝。その後は海外の強豪相手に4連勝。昨年3月に行われたRISEとの対抗戦ではRISEフェザー級王者の門口佳佑と対戦し、延長の末、判定勝ちを収めたが、9月に寺田匠を相手に防衛戦に臨むも延長の末、敗れ王座陥落。そこからわずか20日間という短いスパンで臨んだ「能登半島地震チャリティ・イベント JAPAN MARTIAL ARTS EXPO PROLOGUE」でクリスチャン・ボグダン(ルーマニア)を破り、ISKAインターコンチネンタル スーパーフェザー級王座を獲得している。