DDT入団で“ハイブリッドパフォーマー”の道を歩むTHE RAMPAGEの武知海青「どちらかがおろそかになることは絶対にない。まずはシングルマッチが目標」

求められたものは全力で受ける覚悟はできている
会見ではDDTの彰人取締役が「他団体にも」とか「皆さんが思っているより試合に出る」とおっしゃっていました。その辺は自身ではどういう考えを?
「僕はまだまだ新米レスラーですし、新人なので大口を叩ける立場でもないので、そういうことはあまり言えないんですが、求められたものは全力で受ける覚悟はできています。この前もDDTさんと新日本プロレスさんの間で対抗戦のようなものがありましたけど、DDT代表としていつか出ることになれば、もちろん頑張りますし、他団体の方からコールアウトされたらもちろん頑張りますし。本当に“求められたらやります”という感じです」
その先には世界というものを当然見据える感じ?
「そうですね」
そうなるとハイブリッドパフォーマーとしてTHE RAMPAGEの活動とプロレスの活動の二刀流の兼ね合いというのはなかなか大変になってくると思うんですけど、その辺はもう覚悟の上?
「大変ですけど、やろうと思えばやれるなというか。実際に試合があった2日後にライブとか、ライブの2日後に試合っていうスケジュールもあったりしたんですが、去年もそれをこなしてきているので、そこは全く心配もしてないですし、どっちかがおろそかになることも絶対に僕の性格ではないので、そこは自信を持っていけそうだなと思います」
プロレスは受け身を取る際にはある程度、脂肪があったほうがいいじゃないですか。でもあまり脂肪をつけてしまうとダンスの時に体が重くなる。そういうコンディションの維持やそこからくる体の負担ってものすごい大変なんじゃないかなと思うんですけど。
「18歳の時からボディメイクをずっとやってきているので、自分に合うもの合わないもの、合う食材合わない食材、合うダイエット法合わないダイエット法っていうのをだいたい分かっています。体作りにおいてはストレスが一番敵なので、そこはあまり気にせずというか。自分の標準体型、適正体重というものは把握しているので、そこに近づきながら両方頑張れたらいいなとは思っています」
プロレスラーとしての近くの目標と将来的な目標を教えてください。
「近くの目標はシングルマッチをしてみたいです。自分でフィニッシュを取れるようになりたいです。昨年の3試合に関しては全部先輩レスラーにフィニッシュを取っていただいて勝利という形になりましたし、6人タッグとタッグマッチでシングルが1回もなかったので、いつかシングルの試合をしてみたいなという思いが強いです」
シングルマッチは試合の組み立てもタッグとは全然違いますし、出ずっぱりだからといってずっと全力で突っ走るとすぐにスタミナが切れてしまうのでスタミナ配分も大事ですよね。
「そうなんですよ。そういうタイミングとかも勉強しながらやってみたいなっていうのがありますね」
できれば年内とか年明け早い時期には?
「そうですね。できたらいいなと思っています」