冨永愛「大奥」題材の展覧会に「親戚の私物を見るような感覚」

 モデルの冨永愛が18日、上野・東京国立博物館にて行われた特別展「江戸☆大奥」の取材会に登壇。大奥をテーマにした展覧会に目を輝かせた。

 遺された歴史資料やゆかりの品を通して知られざる大奥の歴史に迫る展覧会。

 音声ガイドナビゲーターを務める冨永。一足先に鑑賞した同展に「圧巻でしたね」と目を輝かせ「とくに私は、ドラマに出演しているので“瀧山の日記だ!”とか、親戚の私物を見るような感覚になりました(笑)」。

 よしながふみ原作のドラマ10「大奥」では徳川吉宗役を務め、現在放送中の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では大奥総取締・高岳役で出演中。

「男女逆転のほうは、最初はなじむのが大変でしたね。でも一旦理解してしまったら、今度は大河で“この役、女性じゃなかったっけ?”と混乱してしまって。面白く大変でした(笑)」と苦笑。「べらぼう」では「江戸時代の小さなワイングラスで“くるくる”する仕方についてスタッフたちと盛り上がりました」と撮影エピソードも披露。

 時代劇の所作もすっかり身についているようだが「未だに難しくも楽しい」と言い「江戸時代のファッションは面白いですね。江戸時代の中でも時代によって違ってくるのが、この展覧会でも分かると思うんですけど。形は決まっているんですけど模様や技法、合わせ方などで自己主張したり個性をを出したり。形が決まってない洋服と違った面白さがあると思います」とモデルならではの視点で江戸ファッションの魅力を語っていた。

 特別展「江戸☆大奥」は7月19日から9月21日まで東京国立博物館 平成館にて開催。

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