挑戦者の原口健飛「世界トップ2にふさわしい試合をしたい」。王者チャド・コリンズの小顔には「ほんまにヤバい。より精密に当てたい」【RISE】

コリンズへのリスペクトの気持ちを述べた原口

 相手を攻略する糸口について原口は「チャドの強さってフィジカルとスタミナ。それに対応できるようにやってきたので、そういうのがはまれば勝率は上がると思う。やってみないと分からないですけど、糸口はそこかなと思います」とコリンズのパンチを放ち続けるスタイルへの対策を練ってきたよう。またコリンズの顔の小ささを指摘されると「まあ、当てるしかないでしょう(笑)。俺も小さいほうだと思うんですが、ほんまにマジで小さいですよね。ほんまにヤバいです。だから、より精密に当てたいなと思います」と語った。

 コリンズはこの試合の21日後の8月23日にオーストラリアで開催される「Infliction Fight Series 37」に出場するという情報があるのだが「100%本当です。自分の人生をかけてキックボクシングをやっていますし、僕がこの場所にいるのはキックボクシングのためと言っても過言じゃないくらいすごく愛しています。なので戦いたいですし、勝ちたいという強い気持ちがあるので参戦します。この前、ペッチとやった時も1カ月前にWMCで試合をしてきました。なのでこの短い期間でも準備ができるし、強い選手だと思っているので大丈夫です」と心配ご無用の姿勢。コリンズは2023年12月16日に「RISE World Series 2023 – Final Round」でペットパノムルン・キャットムーカオを破り、RISE世界スーパーライト級王座を獲得したのだが、その約1カ月前の11月18日にオーストラリアでジョーダン・ゴッドフレッドソンにKO勝ちを収めている。

 このコリンズの姿勢に原口は「その心意気がほんまに素晴らしい。すごいとしか言いようがない。チャドが別にこの試合をなめているとかも一切感じないし。一戦一戦すごい命を懸けているのが分かっているんで、素直にリスペクトですね。もうなんか、すごいカッコいいなって思っちゃいます。その試合に出られないようにするとかはなくて、この試合もしっかり戦ってもらって、勝ってを負けてもその試合には出てほしいなって思うし、チャドが好きなことをやっているのが一番だし、素直に応援したいなって思いますね」と語った。

「RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO」(8月2日、東京・大田区総合体育館)
◆メインイベント(第12試合)RISE世界バンタム級(-55kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
志朗(王者/BeWELLキックボクシングジム/初代RISE世界バンタム級王者)vs 玖村将史(挑戦者/999/第6代Krushスーパーバンタム級王者)

◆セミファイナル(第11試合)RISE世界スーパーライト級(-65kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
チャド・コリンズ(王者/オーストラリア/Strikeforce/第2代RISEスーパーライト級王者、WBCムエタイ世界スーパーライト級王者)vs 原口健飛(挑戦者/日本/FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者、第6代RISEライト級王者)

◆第10試合 SuperFight! スーパーフライ級(–53kg)3分3R延長1R
政所 仁(魁塾/同級1位、RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント優勝)vs 那須川龍心(TEAM TEPPEN/第3代RISEフライ級王者、ISKA K-1ルール 世界ストロー級王者)

◆第9試合 SuperFight! スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
白鳥大珠(日本/TEAM TEPPEN/第5代RISEスーパーライト級王者)vs アンディ・ターランド(イングランド/Tornado gym/ISKA フリースタイルルール 世界ウェルター級王者)

◆第8試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
デニス・ウォシク(ドイツ/Amrani Palace/WLF -63kg 世界王者)vs スアレック・TEPPEN GYM(タイ/TEAM TEPPEN/RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーライト級優勝)

◆第7試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
麻火佑太郎(日本/PHOENIX/スーパーライト級2位)vs エドゥアルド・カタリン(スペイン/Moi Rui & Susi Team)

◆第6試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
アシュラフ・アーシラ(イタリア/Hammer crew 69/ Empire Fight gym)vs ルーニス・セイング(アルジェリア/Naito Gym Brussel/ISKA K-1ルール インターコンチネンタル王者)

◆第5試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
YURA(日本/ダイアタイガージム/スーパーライト級5位)vs コン・デシャン(中国/象王格闘倶楽部/2019年功夫王中王32人トーナメント王者)

◆第4試合 バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
良星(日本/KSR GYM/同級5位、第8代Bigbangスーパーバンタム級王者)vs オートー・ONE LINK(タイ/ONE LINK/同級10位、元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級6位)

◆第3試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
SEIDO(LARA TOKYO/同級10位)vs 乱太郎(猛者連愛媛支部OGRE/ACCELライト級王者、AJKNライト級王者、大和ライト級王者)

◆第2試合 SuperFight!オープンフィンガーグローブマッチ -54kg契約  3分3R
花岡竜(橋本道場/第3代RISEスーパーフライ級王者)vs 塚本望夢(team Bonds/フライ級3位、初代DEEP☆KICK -51kg王者)

◆第1試合 SuperFight! オープンフィンガーグローブマッチ -53.5kg契約 3分3R
大﨑一貴(日本/OISHI GYM/初代RISE世界スーパーフライ級王者)vs ラニャゲーオ・トー・シラポン(タイ/JACKY GYM)

◆オープニングファイト.3 -51kg契約 3分3R
登島優音(NEXT LEVEL渋谷/ミニフライ級3位)vs Hotaru(Continue/第4代KPKB女子バンタム級王者)

◆オープニングファイト.2 ライト級(-63kg)3分3R
山﨑一央(TEAM TEPPEN)vs 新井雄大(TARGET/JAPAN CAP 2023 -70kg級優勝)

◆オープニングファイト.1 バンタム級(-55kg)3分3R
井上蓮治(RAUSU GYM/第62回K-1アマチュア Aクラス-55㎏トーナメント優勝)vs 仙波昌希(FLAT UP)
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