目でDJ&VJするEYE VDJ MASA、大阪・関西万博で子どもたちに新たな体験を届ける! 古坂大魔王もビックリ!《国連を支える世界こども未来会議》

 

 ライブの前に行われた「NTTみらい作戦会議」では、デジタル地球でバグの調査をしていた研究員から「自分以外に興味がない住民は誰とも交流を持とうとする元気がない。それを見ていたら自分も元気がなくなってしまった」という報告を受けて遠く離れた相手を元気づけるにはどうしたらいいのかについて、〈通信〉について考えた。

〈ひとりじゃないよと伝える〉〈宇宙に届く花火を上げる〉〈音楽をいっしょに聴く〉といったアイデアに拍手があがるなかで、NTTの研究員は視覚や聴覚といったこれまでの〈通信〉が使ってきたものとは違う触覚を使った〈通信〉を提案。軟式のテニスボールが管でつながれたような形状の「ぷにぷに電話」を使って、片方のボールをぷにぷにと握るともう片方がぷにぷにと動き、気持ちを伝えられるという新しい電話だ。

 この会議には、芸人でプロデューサーの古坂大魔王も参加。「ぷにぷにの電話」に触れると、「手をつないでいる感じ? 僕の娘は7歳で、手をつないでいます。手をつないで買い物に行って、友達に会ったりすると緊張してキュッってなったり、僕の知り合いに会ってキュッとなったり。この空気圧をネットでつないで……あ、日本とブラジルもつなげますね。アナログログでもありデジタルでも出来そう」と、想像を膨らませていた。

「NTTみらい作戦会議」では、このほかにも、子どもたちとゲームコントローラーを使ってゲームを楽しむことが難しい人たちとがチームを組み、筋肉が収縮する際に発生する微弱な電気信号である筋電を活用した筋電コントローラーを使い、ドローンレースのゲームでeスポーツ対決も行った。

 

国連を支える世界こども未来会議FUTURE SUMMITみらい総会」は、一般財団法人ピースコミュニケーション財団が展開する、世界のこどもたちが集まってSDGsを軸として平和で豊かな未来の世界について語り合う”ピースコミュニケーションの場”「国連を支える世界こども未来会議」を大阪・関西万博で開催したもの。8月6日から2日間にわたって行われ、国内外から集まった約100人のこどもたちが参加し、企業と組んだワークショップなどを通じて、持続可能な社会の実現に向けて、大人たちの社会の社会課題を解決するアイデアや自分たちの未来に向けたアイデアを発信した。